このところ更新が出来ず、申し訳ありません。久々の投稿になります。
ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日、とってもチャーミングな美女が北山杉の里へ来られました。
2016年度「ミス日本みどりの女神」の飯塚帆南さんが、北山丸太・北山杉を視察するため京都府の担当の方と当組合へお越しいただきました。
ミス日本 「みどりの女神」は、日本の木の文化や、緑や木の重要性をわかりやすく発信する役割を担っており、未来に繋がる豊かな緑を守り育ててきた取り組みや、生活に根ざした日本の木の文化を尊び、ふれあいや活用を通じて、みどりと木への親しみを広め、さらには若さや美しさから緑や木の新たな価値の発信の役割を担うことも期待され、ミス日本コンテストにおいて選ばれます。
ミス日本コンテストでは、最高位の「グランプリ」をはじめ、他に 「みどりの女神」、「水の天使」、「海の日」、「ミス着物」、「準ミス日本」が選ばれます。
この日、まずは北山丸太に触ってもらってつるつるの木肌や光沢を感じていただいたところ、その肌触りにとても感激していただきました。
そして林産物というより伝統工芸品としての性格をもつ商品との説明を聞かれて、その生産工程にも興味を示されました。
枝打ち道具の鎌や鉈が、他の地域と違ってとても薄く小さなものなので、その理由や枝打ちの方法についても説明させていただきました。
また、かつて女性は頭上に載せて丸太製品を運んでいた事や、人造絞りの加工工程など、熱心にメモを取りながらお聞きいただきました。
また、北山杉育成法の一つの台杉仕立ての説明を、現物を見ながら。こちらもこの地域独特の方法に、とても興味をもっていただきました。
最後に、説明させていただいた当組合理事長と記念に写真を撮っていただきましたが、理事長の表情が緊張のせいか、固まっていました
今秋には京都府において全国育樹祭が開催されますが、 「みどりの女神」 飯塚さんにはそのPRをはじめとして、京都に来られる機会も多くありそうですね。
また全国各地において、森林を守るために木材を使って森林資源を循環させていくことの大切さを、若さと美しさを生かしてPRし、ご活躍されることを願っております。
そしてその際には、折に触れ、京都の北山丸太・北山杉についても全国でお伝えいただくよう、ご期待いたしております。