「京都・北山丸太」 北山杉の里だより

京都北山丸太生産協同組合のスタッフブログです

仕事納めは雪景色になりました。

2016年12月28日 | 日記

更新が遅れてしまい、いつの間にかもう年末、本日が当組合の仕事納めでした。

昨夜、北風がゴーゴーと音を立てて、嵐のように吹き荒れ寒くなる予感がしていましたが、今朝の組合前は、一面の雪景色になりました。 

今シーズン2回目の積雪で、今回が多く積りました。
それでも約3センチと少ない量で幸いでした。

 

今年も、大変多くの方にお越しいただき、北山杉・北山丸太についてお伝えさせていただきました。

この冬、映画「古都」も上映され、北山杉の里が映し出されて、京都にこのような場所があることを初めて知った方もいらっしゃるかもしれませんね。 

年明けは、1月5日より通常業務とさせていただきます。

来年もよりたくさんの方々に北山杉・北山丸太の魅力や特色などをお伝えしていきたいと 思います。

今年一年どうもありがとうございました。

そして来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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整理の成果

2016年07月15日 | 日記

 京都では、祇園祭の今日が宵々山。四条辺りは大変賑わっていることでしょうね。

 そろそろ梅雨明けも、もう間もなく発表されるはずですが・・・

 先日、当組合の倉庫があまりにも使い勝手が悪いので整理をし始めたところ、出るわ出るわ不要品・・・

丸太や加工品のサンプルや、研修に使って余った木工品や不良品、いつか使うかもと残してあるダンボールや箱・・・

不要品の為に必要な物品を探すのに時間をとられてしまいますので、ばっさばっさと捨てにかかりました。すると、見た事ない誰が作ったのかもわからない、作品が出てまいりました。

    

 

人造絞丸太の端材に鏡を貼り付け、サインペンで「北山丸太」と書いただけのシンプルな作品ですが、これがなかなか。素材を生かして実用的な優れものです。早速組合の台所の窓辺が定位置に決まりました。

 片づけをして見つけた実用品、小さな幸せ

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お散歩途中で見つけました №2

2016年06月19日 | 日記

 道路沿いで・・・

「なんの木?太くてスッゴイ痛そうな棘・・・ムカデの足みたいに赤いし・・・怖い

しか~し、よーく見ますと・・・赤いものが~

木苺っていうのでしょうね、それにしてもすごい棘でした。バラ科だそうです。

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お散歩途中に見つけました。

2016年06月12日 | 日記

 お散歩途中に見つけました。4億年前に陸上に現れた古代植物・・・

 

伸びるとこんな感じ 上に上にと伸びています。

日陰葛(和名ヒカゲノカズラ)或いはクラブ・モス(英名)或いはきつねのタスキ或いはきつねのしっぽと色々呼び方はあるようです。

昔はよく仕出し弁当に飾りとして入っていましたが、最近はあまり見なくなりました。(あまり良いものを食べていないからかもしれませんが

 調べてみると山の斜面などに自生している植物で「一年中青々として枯れない」のでめでたいとされているとのこと。いまでも正月のおめでたいお料理や床飾りに使用されるとのこと。

 

 「掛蓬莱飾り(京都 吉兆HPより転載)」

 

素敵ですね、こんな風に飾るなんて全然知りませんでした、年末まで覚えていたらやってみよっかな?と思いました。

知らなければ素通りしている事が沢山ありそうです。田舎暮らしを楽しむには知識が必要ですね

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北山杉の里 福祉問題

2016年06月05日 | 日記

 ここ北山杉の里でも高齢化がすすんでいます。

 最近では認知症という病気がよく取り沙汰されていますが、ここ中川学区でも同様で「~さん、よく散歩したはるなぁ」とか「~さん前は(服装に気を使って)綺麗にしたはったのに、ちょっと最近様子がちがうなぁ」とかそういう話を耳にすることが増えてきました。

 しかしこちら中川学区は市街化調整区域のために新たに家を建てることができないので、ここに住んでいる人はほぼ顔見知りと言ってよいところです。

 ですから、ちょっと誰かの様子が変わってこられたりすると人から人へと伝わっていくのです。
これは、受け止めかたによっては田舎の嫌なところになるのですが、ある面では良いところですね。
何か困っておられるようだと、誰かが声をかけ少し話をして、家に連れてさしあげたり、「家にいない、おかしい。」となると、近所に人が「さっきあそこにやはったえ。」と教えてくれたり。
人が少ないからこそ目に付き、ゆるーい安全の輪ができているようなものです。

 今でこそ認知症サポーター講座など盛んに受ける機会も増え、社会的に「認知症の人も安心して暮らせる社会にしましょう」という方向性ですが、まさに中川学区では意識するまでもなく実践させています。
こういった良い田舎の面をもっと知ってもらって市街化調整区域の枠を取ってもらって、田舎の良い面を継承しながら、若い世帯も安心して子育てできる場所になれば良いのになぁと望んでいます。

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今シーズン最後の市場前

2016年05月16日 | 日記

丸太の市場前約1週間は、北山丸太の生産者が商品の丸太を持ち込む為、丸太展示場に来られます。

みんな一人1台のトラックで来られるので、駐車場が賑やかになります。

 展示場に丸太を持ち込み、1本1本トラックから丸太を大切に下ろして、抽選で決められた場所に並べます。

後で集計上コンピュータに通すので生産者の方に、品名と本数、販売希望単価などを記入していただく作業があります。

この申込用紙を書く作業が苦手な方がいらっしゃいます。

今回は非常に間違いの多かった80歳代の生産者kさん、自分で間違いに気づかれ、後に「機械はうそつかへんなぁ、すかたんばっかりして悪いなぁ」とおっしゃいます

 いえいえ、大丈夫ですよ、80歳を超えられ丸太を運んでこられるだけでも、立派ですよ~(親子ほどの年齢差がありますが、おそらく今でも体力的には勝てないでしょう)

むしろ「すかたん」という言葉、久しぶりに聞いて、なんだかほっこりしてしまいました

 

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藤の花

2016年05月12日 | 日記

 藤の花の季節となりました。

 ここ北山杉の里でも近年山々に藤の花が美しく咲いています。

ただ・・・昭和40年代、50年代、60年代頃に北山杉を育ててきた年配の方に言わせると・・・

藤の花が咲くのは「山が手入れされていない証拠」だとか。北山丸太の需要が全盛期の頃は山林が宝の山だったことから、絡まって北山杉を台無しにする蔓は全部切り、しっかりと山の手入れをしていたので、この地域で藤の花はほとんど見られなかったそうです。

育てた北山杉のほとんどが十分な価格で販売できればこのように手入れされず荒廃した山林もないのでしょうが・・・

今後、産業として継続できなければ、北山杉の山々は放置林となり、いつか一面に藤の花が咲いてしまうかもしれません。

そうならないよう、北山杉の里らしい景観を子々孫々にまで残せるよう、北山杉の需要を掘り起こす努力を惜しんではいけない!
 

「藤の花」を眺めながら改めて考えさせられました。

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ミス日本「みどりの女神」現る

2016年05月06日 | 日記

このところ更新が出来ず、申し訳ありません。久々の投稿になります。

ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日、とってもチャーミングな美女が北山杉の里へ来られました。
2016年度「ミス日本みどりの女神」の飯塚帆南さんが、北山丸太・北山杉を視察するため京都府の担当の方と当組合へお越しいただきました。



ミス日本 「みどりの女神」は、日本の木の文化や、緑や木の重要性をわかりやすく発信する役割を担っており、未来に繋がる豊かな緑を守り育ててきた取り組みや、生活に根ざした日本の木の文化を尊び、ふれあいや活用を通じて、みどりと木への親しみを広め、さらには若さや美しさから緑や木の新たな価値の発信の役割を担うことも期待され、ミス日本コンテストにおいて選ばれます。

ミス日本コンテストでは、最高位の「グランプリ」をはじめ、他に 「みどりの女神」、「水の天使」、「海の日」、「ミス着物」、「準ミス日本」が選ばれます。

この日、まずは北山丸太に触ってもらってつるつるの木肌や光沢を感じていただいたところ、その肌触りにとても感激していただきました。
そして林産物というより伝統工芸品としての性格をもつ商品との説明を聞かれて、その生産工程にも興味を示されました。 

枝打ち道具の鎌や鉈が、他の地域と違ってとても薄く小さなものなので、その理由や枝打ちの方法についても説明させていただきました。

また、かつて女性は頭上に載せて丸太製品を運んでいた事や、人造絞りの加工工程など、熱心にメモを取りながらお聞きいただきました。


また、北山杉育成法の一つの台杉仕立ての説明を、現物を見ながら。こちらもこの地域独特の方法に、とても興味をもっていただきました。

最後に、説明させていただいた当組合理事長と記念に写真を撮っていただきましたが、理事長の表情が緊張のせいか、固まっていました


今秋には京都府において全国育樹祭が開催されますが、 「みどりの女神」 飯塚さんにはそのPRをはじめとして、京都に来られる機会も多くありそうですね。

また全国各地において、森林を守るために木材を使って森林資源を循環させていくことの大切さを、若さと美しさを生かしてPRし、ご活躍されることを願っております。
そしてその際には、
折に触れ、京都の北山丸太・北山杉についても全国でお伝えいただくよう、ご期待いたしております。

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ヤマザクラ

2016年04月04日 | 日記

あちらこちらで桜の開花、満開のたよりが聞かれていますね。
この週末、京都市内は花見や観光の車で大変混み合っていました。

さて、北山杉の里 中川では早咲きのヤマザクラが1本、満開となりました。

このあたりでは、他の枝垂れ桜やソメイヨシノはまだつぼみか、ちらほら咲きの状態ですが、清滝川のそばに咲くこのヤマザクラは毎年他の桜より早く咲き始めます。
 かなりの古木で、北山杉の脇にたった1本、真っ白な花を咲かせ、凛とした気高さを感じる樹です。

 

実は昨年末にこの林を所有する山主さんが他界され、初めての春となり、このヤマザクラが例年よりも、何かを伝えようとしている、そんな印象を受けながら、写真に収めました。

北山杉も非常によく手入れされて美しく、一目見て山主さんの山に対する気持ちが伝わってきます。

東山魁夷の絵画のようなこの風景、 いつまでも残していきたいと改めて感じました。

 

 

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梅満開

2016年03月26日 | 日記

京都市中心部では2~3日前に桜が開花したと報道されておりましたが、北山杉の里の当組合前ではようやく梅の花が満開になりました。

気温差が3~5℃あるので、植物も気候に合わせてまちなかとは違う風景を楽しむことが出来ます。


今朝の気温は0度と冷えました。こちらで桜の花が咲くのはまだ少し先になりそうですね!


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まだまだ凍っています。

2016年02月08日 | 日記

本日の北山杉の里の様子

日中は暖かい日も増えてきたとはいえ、まだまだ朝晩は寒いというより、冷たい日が多いです。
で、週末は朝起きると5cm位屋根に雪が積もっていたんですよ。町に住むお孫さんを預っておられた近所の人は「朝から雪で遊んで喜んでたわ~」と言ってられましたが・・・大人にはつらい田舎暮らしです。

 

「今朝の杉阪、道風神社」 凍っている感じ わかりますか? 朝8:00です。

「今朝の杉阪口」

-6℃はこの辺りでも随分寒い気温です。

台杉全体が凍っています。

写真が下手なもので、オドロオドロシイ絵画のようになってしまいました。ちょっと宮崎アニメに出てくる背景のような・・・言い過ぎですね、スミマセン

やはり春が待ち遠しいです。。

 

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冷え込みますね。

2016年02月03日 | 日記

今日は節分ですね、節分の頃が1年で最も寒いといいます。

「福は内、鬼は外」と言いますが、どこかで「福は内、鬼は内」とも聞きました。本当に鬼は自分の内にいるものと、

心得ることが大切だと思います。

 

本日の様子

中川トンネルを抜けるとそこは雪国・・・「杉阪口」8:30

組合に向かいます。

組合周辺はこんな感じで、うっすら雪化粧です。

こんなに日が照っているとすぐに溶けてしまいそうですが、山に入ると気温が低い為、

まだまだ雪も残っているそうです。体感しないと、なかなか想像できないですね。

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日本料理の習得に来られたデンマークの料理人さん

2016年02月02日 | 日記

 1月30日の京都新聞に掲載されていたこの記事、見られた方もいらっしゃるかと思います。

 デンマークの料理人の方が日本料理の勉強に来られた、との事で京料理の名店「木乃婦」のご主人と床の間の磨き丸太の前で写真に写っておられました。

記事によると京都市は、外国人料理人が働きながら日本料理を学べる特区となっており、写真のデンマークの方は2年間日本料理を学ばれる、との事です。
2014年からすでに3名のフランス人料理人が名店「菊乃井」さんで日本料理を学ばれているとのことで、今回のデンマークの方は日本料理の他に茶道にも興味をもっておられると言います。

日本料理を通じて日本の文化を学んでいただく中で、「このぴかぴかの丸太はなんぞや?」とまた北山杉や北山丸太にまで、興味を広げて頂ければ幸いです。

 母国を離れて文化や気候の違う日本で、日本料理の修業は大変なことも多いとは思いますが、2年間修行にお励みになって、立派な日本料理人になられ、海外での日本料理の普及が進む様期待しております。

 

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三寒四温ですね。

2016年02月01日 | 日記

年が明けて早くもひと月が過ぎ、もう2月なんですね^_^;

前回のブログの写真は美しい北山の里の雪景色でした。。。

暖かくなったとはいえ、まだまだ北山杉の里には日陰にこんな風に雪が残っています。

少し近づいてよくみると、何やら黄緑の~

「ふきのとう」です~ヤッター

こちらにも~

 

「天ぷら、天ぷら」春のお楽しみ。ほろ苦くて結構いけますよ!

春は着実に近づいています!

 

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大寒波 到来

2016年01月25日 | 日記

 お寒~ございます。暖冬だな、と思っていたら、大寒波の到来です

でもこの辺りの方々は「ニュースでいうほど雪は降らんかったな」というのが正直な感想のようです。

それにしても大寒波、寒さはハンパないですね。暖かくして、体調管理につとめなければいけませんね。

さて今朝の北山杉の里の風景をご紹介いたします。

北山杉に雪景色は何回見ても風情があって良いものですね。 

 

中川 「磨き丸太倉庫群」

 

「台杉」

「道風神社」(平安時代の書家 小野道風ゆかりの神社)

「当組合前」

昼前、日が差して来た組合周辺

 

 

 

おまけ「雪ダルマ」

寒いのでインフルエンザなどにも皆様お気を付けくださいね(^^)

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