今日の天気予報では午後から雨だったので、牧場に落ちた枝の野焼きをしました。こちらでは、5エーカー(2万平米)以上の土地の所有者は野焼きが出来ることになっています。
野焼きをしないと、落ちた枝が火事の延焼の原因になるので、夏の山火事シーズン前に、出来るだけ落ちた枝を取り除く必要があります。それに、長い草も夏場は枯れて、非常に危険なので、出来るだけ短く乗用芝刈り機で刈ったり、馬に食べさせたりして山火事に備えます。山火事と言っても、この辺りは山ではなく、丘でしょうか。海抜は90メートル程のなだらかな丘陵地です。
2カ所で枝を燃やしました。
午後から雨の予報なのに野焼きをした訳は、もし延焼してしまった場合、雨が降れば、火は自然に消えるからです。なので、火を燃やす時は常にバケツに水を汲んでおくことと、金属の熊手のような棒で燃え広がるのを止めなければなりません。
上の写真では、左側に黒くなっている所は牧草が燃えた所です。黄色の棒を持っていたから火を消すことが出来ましたが、もし監視していなかったら、ドンドン燃え広がっていった可能性があります。特に、後から少し風が強くなってきたので、もし火の勢iいが強い時に風が吹けば、隣の家の牧場にも燃え広がって、大惨事にもなる危険があります。
さて、昼ご飯の後かたずけをしていると、大学に行っている娘から、メッセージ。医学部に合格したとのことでした。
ただ、親としては複雑な心境です。というのは、娘が行く大学はクイーンズランドの大学なのです。つまり、娘とは、大学院4年間、研修医1年、田舎の病院で3年間の計8年間、離れ離れになってしまうのが、ほぼ確定したからです。
でも、良く考えると、僕だって24歳の時に日本を飛び出して、アメリカに4年、その後、オーストラリアに30年、親や兄弟とは離れ離れです。顔を見るのは1年か2年に一度ですから、娘がオーストラリアにいるだけでも有難いと思わなければなりません。
ここからクイーンズランドのブリスベンまで車で2000キロありますから、約3日かかります。飛行機でも3時間程でしょうか。でも、日本だって田舎から出てきて東京や大阪などの大都市で就職した人は田舎に帰るのが一年に1度か2度ぐらいは普通ですよね。
それでは、明日も、このブログでお会いしましょう!
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