彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

30年度予算 3月定例会終了

2018年03月13日 | Weblog

 <3月6日~9日定例会> 10時~4時半ごろまで

 役場会計28億円の予算、決議されました。

くろさき荘や診療所など他会計も入れた総額37億6千万円です。

復興関係も落ち着き、震災以前の予算規模となってきています。

 予算委員会で特に気になって質問した項目は次の5点。

・地域おこし協力隊制度の活用法

・ふるさと納税制度への取り組みとくろさき荘連携

・きらうみ公園産直施設の今後

・駅前改修後の利用策

・保健師確保と村保健行政


<地域おこし協力隊>

地域おこし協力隊は、普代村で導入したころはまだ県内で4例目ぐらいでした。

久慈市もまだでした。

導入前、自治会館での研修でこのことを知り、一般質問しました。

そのころの自分のイメージはちょっと違うもので、若い人ではなく、都会の企業を退職した方の人脈や企業とのつながりを想定していましたが、役場が若い方を協力隊として入れたときは意図が分かりませんでした。

というより、自分の中ではどんな活用をするのかイメージできませんでした。

いま、1人の隊員が3年任期を終えて卒業しましたが、いまだに村にとってどのような効果があったのか理解していません。

国から給与が与えられる無料の臨時職員という感じにしか思えません。

 質問でも言いましたが、協力隊は村の職員の時間とか組織に縛らず、極端に言えば遊んでもらっていればいいと思います。

村人ではない視点で村を見て、その中でその人が村外とのつながりとか交流人口を増やしていってもらえばいいのではないかと。

たしか半年更新だったと思いますが、結果が出なかったら1年でも打ち切り違う人を探す。

そんな形があってもいいのではないでしょうか。

 

<ふるさと納税>

予算委員会の質問の中で、ふるさと納税に関するものもありました。

納税額が他市町村と比べ少ないことを、かなり責め立てられていた職員がいました。

職員だけを責めるのは酷です。その体制がないのですから。

体制を作る立場の人の問題です。

ふるさと納税に限らず、それに向かう体制がないのに結果だけは求められます。

 当時億の寄付額だった、議員視察で行った長崎県平戸市(7年ぐらい前?)では、担当者が1人で専念できる体制でした。

その課の課長だったか部長だったかに質問しました。

「決断しなければならないことも多々あると思うが、上司から了解を得ながらやるのでしょうか?」

というようなことを聞きました。

その上司は、「責任は自分がとるので自由にやれと言っている。」というような返答がありました。

そこなんでしょうね。職員が安心して頑張れる体制。

最初は、地域おこし協力隊が専念するものかと思っていました。

今の職員では無理!と思っています。

兼業兼業で専念できないでしょう。やる気あっても。それは組織の考え方の問題でもあります。

協力隊が無理だったら、若い職員の中から抜擢するとかがあれば、組織全体の刺激にもなります。

今は三セクである㈱青の国ふだいに任せて、サイトの管理だけを担当部署でやっているようです。

平戸市とはまた、取組体制が違ってきていますが、方向性とか思いも伝わっているのか心配です。

返礼商品は、地元業者さんの協力失くして無理です。そのまとめ方、プロデュースも理解してもらっているのか?

そこの確認はしませんでした。 

佐々木専務ですから大丈夫とは思いますが。

 

 あと3項目については、長くなりますので次回気が向いたら書き込みます。


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