「ロシア財務省が今週発表したデータによると、ロシアの財政黒字は夏の間にほぼ消えた。6月末の黒字は1兆3700億ルーブル(約3兆3000億円)だったが、先月末にはわずか1370億ルーブルにまで落ち込んだ。 歳入が圧迫されている。
従来、ロシアの予算では天然ガスよりも石油の方が大きな割合を占めているが、指標となるブレント原油価格は6月上旬のピーク時から約25%下落した。 これが大きな打撃となっている。EUによるロシアからの海上石油輸入の禁止や主要7カ国(G7)のロシア産石油の価格上限規制が12月に実施される前にもかかわらずだ。
また、欧州の天然ガス価格は異常に高いままだが、EUおよび英国へのガス供給は年初から49%減少したとロシアの天然ガス会社ガスプロムは先週発表した。 ドイツ国際安全保障研究所の上級研究員、ジャニス・クルゲ氏によると、軍事費と、西側諸国の厳しい制裁の影響から経済を守るための対策費が大幅に増えているという。
ロシア政府のリアルタイムのデータは予算が現在赤字であることを示しているとクルゲ氏は指摘し、軍事費の上昇に伴いロシアの赤字はさらに膨らむ可能性があると付け加えた。
『軍事費はもともと今年3兆5000億ルーブルを予定していたが、今月すでに超えた可能性が高い』とCNNにコメントした。 ロシアの経済紙『ベドモスチ』は15日、政府に近い情報筋の話として、財務省が政府機関に対し来年10%の支出削減が必要だと伝えたと報じた。しかし国防費は増加する見込みという」(9/16CNN)
原油や天然ガスが高い時期だったにもかかわらず、ロシアの財政は枯渇しているという話だ。
このまま戦費がかさむとプーチンの首がどんどん絞められていくということだ。
さらに、部分的動員令をかけたプーチンだが、反対するデモが各地で頻繁に起こっており、徴兵を逃れるために国外脱出が続出している。
これまでにも、頭脳と言われる科学者や企業のテクノラートたちが数多く海外に脱出しているが、今度は働き手の現役世代の流出が起こっているのだ。
金融やITの専門家を除外とする差別的な法案となっており、さらに国内の不満は高まっていくだろう。
こんな状況で動員された兵士たちに期待できない。なんとか死なないようにしようとするだけで精一杯だろう。戦争にならない。
ロシアの負けに、さらに一票。
従来、ロシアの予算では天然ガスよりも石油の方が大きな割合を占めているが、指標となるブレント原油価格は6月上旬のピーク時から約25%下落した。 これが大きな打撃となっている。EUによるロシアからの海上石油輸入の禁止や主要7カ国(G7)のロシア産石油の価格上限規制が12月に実施される前にもかかわらずだ。
また、欧州の天然ガス価格は異常に高いままだが、EUおよび英国へのガス供給は年初から49%減少したとロシアの天然ガス会社ガスプロムは先週発表した。 ドイツ国際安全保障研究所の上級研究員、ジャニス・クルゲ氏によると、軍事費と、西側諸国の厳しい制裁の影響から経済を守るための対策費が大幅に増えているという。
ロシア政府のリアルタイムのデータは予算が現在赤字であることを示しているとクルゲ氏は指摘し、軍事費の上昇に伴いロシアの赤字はさらに膨らむ可能性があると付け加えた。
『軍事費はもともと今年3兆5000億ルーブルを予定していたが、今月すでに超えた可能性が高い』とCNNにコメントした。 ロシアの経済紙『ベドモスチ』は15日、政府に近い情報筋の話として、財務省が政府機関に対し来年10%の支出削減が必要だと伝えたと報じた。しかし国防費は増加する見込みという」(9/16CNN)
原油や天然ガスが高い時期だったにもかかわらず、ロシアの財政は枯渇しているという話だ。
このまま戦費がかさむとプーチンの首がどんどん絞められていくということだ。
さらに、部分的動員令をかけたプーチンだが、反対するデモが各地で頻繁に起こっており、徴兵を逃れるために国外脱出が続出している。
これまでにも、頭脳と言われる科学者や企業のテクノラートたちが数多く海外に脱出しているが、今度は働き手の現役世代の流出が起こっているのだ。
金融やITの専門家を除外とする差別的な法案となっており、さらに国内の不満は高まっていくだろう。
こんな状況で動員された兵士たちに期待できない。なんとか死なないようにしようとするだけで精一杯だろう。戦争にならない。
ロシアの負けに、さらに一票。
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