この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

あなたはマイナカードをつくっちゃいましたか?

2023-06-08 13:48:48 | 意見がありますけど
マイナカードのトラブルが相次いでいるようである。
公金受け取りのための口座への紐づけが他人名義になっていたのが13万件余だとか。
これは子どもなどの名義口座を紐づけしたものがほとんどらしい。
これだと手続きができなくなるということだ。
では、子どもの口座でマイナカードをつくったら、勝手に親が引き下ろしてもいいのだろうか?
ほとんどの家庭ではお年玉などを親が管理して勝手に使っているのはわかるが、正式には窃盗罪になるのではないか?
というのは為にする話だが・・・。

しかし、家族以外の他人の口座に紐づいたのが748件あったというのは明らかにミス。
あと保険証との紐づけを望まなかったにもかかわらず、つくられてしまったというケースもあるようだ。
かように、保険証が他人名義に紐づけられたりするというのは、わたしが心配している管理上の問題ではなく、登録する際のトラブル。いわば入り口の問題で、こんなことを問題視するつもりはない。

わたしが懸念するのは管理上の問題である。
例えば住所変更したにもかかわらず、出てきた住民票が前の住所のままだったとか、管理上のミスである。それが問題である。
退職して国民健康保険に加入したにもかかわらず、変更手続きがなされてなく病院に行ったら自費負担になっていたということになったら困ってしまうよね。

さらに不安なのが、個人情報がハッキングされて漏洩したり、心ない公務員が詐欺グループに売り飛ばしたりされるのを恐れるのだ。
すべての国民の、あらゆる方面の情報を、ひとつに集約するという恐ろしさをはたして国は十分に理解しているのだろうか?
漏洩した後に、今後このようなことがないよう鋭意努めますと言っても、覆水盆に返らず、である。

そして何よりこのようにマイナカードの作成に巨額のお金を費やしていることの真意、健康保険証や銀行口座、さらに運転免許証との紐づけを徹底して行おうとする意図がよく見えないことである。これで国はいったい何を得ようとしているのか?
東京五輪の贈収賄を見るにつけ、大きなイベントには利権を求めて大きな金が動く、このようなビッグデータにはさらに大きな金が動きそうだ。最終的にポケットに入れるのは政治家である。
しかし、誰かが儲けるだけのことならまだ我慢できるが、もっと恐ろしい何かに使われるとしたら死んでも死にきれない。(果たして大げさな見解でしょうか?)

とは言っても、わたしは窓口負担が高くなろうとも今後もマイナカード保険証を作らないから、こんな問題は杞憂に過ぎない。
それはマイナカードを作った人たちが心配することでしょうね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ボールガールの失格退場でし... | トップ | 全仏オープンテニス余話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

意見がありますけど」カテゴリの最新記事