この白い花は”フランネルフラワー”、フェアリームーンという名前で、5月の母の日に義母に贈ったのと同じもの。
webより拝借
名前のとおりふんわりとした妖精のような雰囲気の植物。銀色の葉とマーガレットに似た可憐な花がなんとも可愛らしくて、一目惚れして、小さなお花屋さんから、うちにも連れてきました。。
初夏に次々と花を付けて、咲き終わった頃に切り戻しておいたら、秋にまた咲き始めました。花は小ぶりになったかな。
涼しくなってくると他にも元気になってきたのが、バラや、ペンタス、ダリアたち。
日曜日に日帰りで、実家へ帰って来ました。父親が、再婚の奥さんと暮らしています。
普段ならお盆やお彼岸などにお墓参りをして1泊して来ます。
それが、お正月に行ったきりになってしまっていて。
COVID-19による新型感染症は収束してくれていないけれど、密を避け、マスクと消毒で対策をして、もう行ってこよう。と、動きました。
7月に父からのメール。
その出だし、
「昔、女が苦しんでいた、男が悩んでいた、あれから33回忌となります。……」
と書き送って来た。
もう、すぐにでも行かなければと思ったのに、
感染拡大に自粛を余儀なくされました。
いや、行っていれば良かった。
もっと早く。
子どものように素直に、
「ああ、来てくれて嬉しいなあ」と何度も繰り返されて、こんなに長く来なくて酷なことをしたと思いました。
愛する人を亡くした、父と私は同士なの。
お墓には、母、そして弟たちも眠っている。
父はいよいよ耳が遠くなって、会話はとうとう筆談になり、心のことばを語り合うのが難しい…
それが残念。
あの頃、お父さんは何を悩んでいたの。
お母さんが苦しんでいたって何?
聞きたいけれど…
近況報告が精一杯。
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父の顔を見ることは、母を想うことなのです。
お母さんのマザーグース。
My mother said that I never should
Play withe the gypsies in the wood;
If I did, she would say,
Naughty girl to disobey.
おかあさんがだめっていうの、
森でジプシーとあそんじゃだめって。
もしあそんだら、叱られるの、
言うこと聞かない悪い子ねって。
(訳:石井あつこ)
寒さの季節に、かじかんだ手と手を温める、手合わせ遊びの歌。
でも、サマーキャンプでやったなぁ。
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実家のかどぐちに、うす紫のクロッカスが咲いていて、
早春の花なのに、驚きました。
調べたら、秋咲きもあるのですね。
webより拝借