甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

ツッピー・ツッピーしじゅうから!

2020年05月22日 20時21分32秒 | トリたちとともに

★ 今朝もツッピーを聞いた気がします。四回くらい連呼するのかな。四回がひとセットなんだろうか? それによって、自己主張とか、だれかを呼んだり、歌声を自慢したり、しているんでしょうか。

 2016年の4月に、京都・山科のお寺巡りをしたとき、突然、やって来てくれて、ほんの少しの時間、一緒にいてくれました。そんなに警戒もしてなくて、観光ルートではないので、お客さんはそんなに来ない神社だったかな。なんていうところか名前も忘れてしまいました。

 とにかく、シジュウカラに会えたことがうれしかった!

 トリって、出会えるだけで幸せなんですよ。そして、近くにいさせてくれたら、もう、とても有り難い気持ちです。

 昔の人は、こういうトリたちを飼おうとしたんだから(今の私に言わせると、ダメですけど、昔はそういうものだっただろうし……)! そりゃ、トリたちも籠に入れられたら、人間の相手をしてやるか、というふうに気持ちを切り替えただろうけど、やはりイヤだったでしょうね。



 父は、文鳥、セキセイインコ、メジロ、いろいろ飼った時期がありました。千日前デパートの地下だったかに、ペットショップがあって、そこでトリを買ってくることがありましたね。

 家の文鳥だったか、メジロだったか、フンをお化粧に使うといいと母が聞いてきて、顔に塗ろうとしたこともありました。でも、すぐに挫折しました。フンをそのまま塗るのは抵抗があったでしょう。ちゃんとした方法があったと思うけど、そこまで聞かなかったんだと思います。たぶん、母は今なら、「絶対そんなことはしていない!」と断言するだろうけど、たぶんやってた。
(ネットでは野生のウグイスのフンは高価だけど、効果があるということでした。いや、うちのオカンはかごの鳥のメジロを塗ろうとしましたよ、たぶん、チャレンジャーでしたね! クサイ、クサイとか言ってた気がする? でも、すぐ止めたはずです)

 もう何十年も昔の話です。どうしてそんなこと書いてるんだろう。そうですね、自分とトリたちとの関係をさかのぼろうとしているのかな。

 昔は家の近所にトリ屋さんもあった気がします。もちろん鶏肉じゃなくて、生きた鳥を扱うお店です。今でも中国のマーケットに行けば、あの雰囲気を思い出せそうな気がします。アジアの人々は、トリたちも自分の生活に引きずり込んで、それを自慢したり、歌声に聞き惚れたり、今思うと、少しかわいそうなことをしてました。でも、それがアジアンスタイルでもあった。



 どうして昔って、マニアックなお店があちらこちらにあったんだろう。それだけ、みんな外に何かを求めてたし、それが自然につながる何かだったのかもしれません。トリたちもいい迷惑でした。メジロはターゲットにされました。

 そういうことがありましたので、今のボクたちは、わりと自由である「自然」にふれあうことを求めている気がします。「カゴの鳥」は、もう自分の今までの生活で十分だから、トリたちだけは、自由に歌い、自由に飛び回って欲しいという気持ちが強い気がします。

 今は、量販店が商品として扱っていて、トリも、ネコも、イヌも、ウサギも、みんな商品として回転させている。中国とかで捕まえてくる生き物もあるんだろうか。工業製品だけではなくて、命だって中国から買わなきゃ手に入らない時代に入っているのかな。もうそれなら、輸入禁止とかにしてくれたらサッパリするんだけどな。


 近ごろ、少しトリづいていますね。コトリは好きでしたけど、近ごろ見るチャンスも増えたからかな。

 いや、そうではなくて、トリを探すしか、楽しみがなくなったからかもしれない。

 人間は、一緒にいると面倒ではあるんですけど、驚くようなすごい力を見せてくれて、いやぁ、人間ってすごいよなあ、と思うときもあるんですけど、最近はそういう人間のすごさに触れるチャンスがあまりなくて、だから、少しトリなのかな。トリたちは、ほんの一瞬でボクたちを跳躍させてくれます。ボクたちこそは「カゴのトリ」ですけど、トリたちは、そんなの関係なく、自由で、気ままです。

 トリさんも、迷惑かな。とにかく、ボクはコトリがいてくれたら、しあわせです!


 これは、人間嫌いのムクドリたちです! そこがまた楽しい。




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