昨日は公開を楽しみにしていた『永遠の0』を見てきました。いや~とっても感動しました!私にとってはちょっと前に見た『風立ちぬ』と双璧です。
実は、夏前にはこの映画や原作のことを知りませんでした。宮崎駿監督が秋頃にゼロ戦を神格化した映画とかって、批判的なコメントをしていたらしく、その記事を目にしたことが知るきっかけでした。どんな映画でどんな原作なんだろうとかえって興味津々になりました。
とりあえず原作を読んでみようといくつか図書館に回ってみたのですが・・・なんとこれが全部借りられていて全く置いてないんですわ(汗)
コンピューターで検索すると浜松市内の図書館だけでも10冊以上の『永遠の0』の蔵書が置いてあるんですが、すべて借りられてました。さすが、ベストセラーだけはあります。ブックオフなどの古本屋もよく行くのですが、当然の如く置いてあるはずもありません。仕方なく本屋で文庫本を買ったのですが、2006年初版発売なのに一番目立つところに置いてあります。凄いですね。まあ、映画公開が近いのもあるでしょうね。
当初、読む前から批判的で斜に構えた態度の私でしたが、素直に物語に感情移入できて、いつまにか涙を流している有様でした(笑)
確かにインタビューで綴られるストーリーは軍事オタク気味な私にとってはどこかで見聞きした内容のものが多く、ドキュメントタッチの作風にしてはまがい物と受け取られかねない内容ですが、構成も人間ドラマも素晴らしく一気に読んでしまえる内容でした。原作を読んでからというもの公開を楽しみに待っていたわけです。ただ、映画って原作が素晴らしいとかえってがっかりしてしまうことも多く、実際に鑑賞するまでちょっと心配もありましたね。
昨日、公開初日の15:00ちょっと前のスタートで鑑賞しましたが、席は2/3程埋まっていました。客層は驚く程年配の方が多いです。
私も人のことは言えない中年のオヤジですが、私より年配のお爺ちゃんお婆ちゃんという世代がメインでした。私自身、戦争を題材にした映画を見る機会はそんなに多くはないのですが、こんなにも年配の方が多いものなんでしょうか?おそらく原作を読まれた方が楽しみで見に来られたパターンが多いのかもしれません。
映画はかなり原作に忠実に作られていました。いや~ストーリーは原作読んでるから知ってるですけど、何か自然に涙が出てきてしまうんです。末期ガンの患者で当初話すのも辛そうだった橋爪お爺ちゃんが宮部のエピソードを語り終える頃には何か元気しゃくしゃくでとても病人には思えない演技には笑っちゃいましたけど、全編涙をこらえるのが大変な出来だったと私は感じました。
最後のシーンはうまく構成しましたね。原作で余分だったな~と感じたのが、空母に突っ込み散華したシーンとその後、彼の名誉を讃えて水葬するシーン。映画ではカットされていました。原作と同等か、構成自体はあの短い時間の中でうまくまとめたなぁと思いますのであるいは原作以上かも?
誰にでもわかりやすく、誰もが感動できる映画である点は『風立ちぬ』とは異なる部分です。息子も『風立ちぬ』は今ひとつだったけど、これは泣けたと言ってました。決して戦争賛美な映画ではないことは断言できます。宮崎監督は何を批判していたのだろうか?これだけが謎です。
さて、またしても脱線が過ぎましたが、スタホの話に戻りたいと思います。
週末毎に素材は作っています。大したトピックスは当然ないのですが、3冠リーチの馬は今週末で3頭になりました。
ですが、PJPは5000枚ちょっとなのでまたしても保留しています。せめて1万枚ぐらいあって欲しいですね。
私の最後の三冠は昨年10月ぐらいです。随分とご無沙汰です。今の自分の心境では2~3ヶ月眠らせておいても我慢できそうですので、取れない状況を逆手に取って面白いことができないか考えています。実際どうするかはもう少し考えたいと思いますので来年1月の2クレ明けが一つの目安と思っています。それではちょっと時間稼ぎの余興シリーズに行きたいと思います。
スタホの演出の中で毛色というのは皆さんも楽しみな部分があるんじゃないかと思います。
2002のHPの中にも『毛色の秘密』という項目があって、種類と配合による出生比率が掲載されています。
鹿毛系は鹿毛、黒鹿毛、青鹿毛がありますが、もっともポピュラーでしかも片親が鹿毛系だとこちらが明らかに生まれやすい毛色です。
芦毛系はレアな白毛が含まれています。オルコックアラビアンがそうですが、厩舎で見ると輝くような白色をしていて綺麗です。ただし、白毛はレアでなかなか生まれないというだけで特に他の条件はないようですね。
そして栗毛系は通常、栗毛と栃栗毛が生まれますが、見た目に派手な尾花栗毛も含まれています。尾花栗毛については生まれにくいということだけではなく、ある程度素質がないと生まれにくいという条件が付いています。
2002のHPでも 『尾花栗毛は以下2つの条件が備わった時にのみ1/50の確率で生まれます。
①栗毛である事
②出生時に極めて高い潜在能力を持っている事』とされています。
2002当時は私も素質馬など全く作っていなかったので、尾花栗毛ができたのは一度だけしかありません。
当時の記録は断片的にしか残っていないので、この尾花の記録がどうだったか詳細は覚えていませんが、マイルCSを1勝したのみであったという記憶があります。
それにしても2002では2つの条件+1/50の確率と余りにも厳しい条件だと思います。
旧プログレスに変わってしばらくした頃、シーマさんが提唱するマルチという素材作成をやっていた時期があります。
この素材作成は今の自分の素材作成の原型になるものと言えますが、40G3の素材を軸に配合して軸は放置!と当時としては画期的な素材作成でした。この放置という行為に随分と批判があったのも事実ですが、実際に素質馬はできるしネットにも続々と殿堂馬がランキングされていましたから、実績で批判をはねのけていたと言えるかもしれません。
何しろ、80切りなので素材が集まればあまりにもお手軽に配合が進みます。私はこの素材作成の中で初代を栗毛系で極力統一することを条件に配合を進めていました。初代80切り+初代80切り→2代放置+初代80切り→3代放置+初代80切りと配合が進んでいきますが、途中から尾花栗毛が生まれてきました。マルチは軸の素質を見ないまま(レース登録なし)放置して残80で配合します。よって軸の素質がどうなのかは全く疑心暗鬼ということになってしまうのですが、尾花が生まれるとある程度は保証されているだけに安心できます。ところが2代連続とかで尾花が生まれてきたりして・・・本当に1/50の確率か???と疑念が生まれてきたのです。そこでこの素材作成をしている間、集計を取ってみると栗毛系の生まれる比率は以下のようでした。
栗毛系×栗毛系=ほぼ95%以上の確率で栗毛系、極まれに鹿毛・芦毛。
栗毛系が生まれる時、その内訳は栃栗毛:栗毛:尾花栗毛=50%:25%:25%ぐらいでした。
つまり、栗毛系は栃栗毛と栗毛が半々の確率で生まれ、栗毛が選択された時に素質があれば半分の確率で尾花栗毛が生まれるということがわかりました。
このマルチを応用した素材作成では18頭の素材で準ができたり、8頭のG3徹底馬を合わせていきなりMaxができたりとビジュアル的にとても楽しい作業でした。
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