リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

あれこれとけっこう贅沢しているなあ

2023年11月28日 | 日々の風の吹くまま
11月27日(月曜日)。🌫🌥🌫。今日も朝から一面の深い霧で、窓の外の世界はほぼ真っ白。五番アベニューを隔てた20階建てのマンションがほとんど見えないんだから、相当の濃さ。ということは、そこからもこっち側は見えないってことで、何だか不思議な感覚ではある。まあ、今の時期はフレーザー川の水温がまだ高めなせいで、冷え込んだ夜には霧が発生して、霧の層が厚ければ海抜100メートルの高台の23階の我が家も五里霧中ということになり、薄く川面に張り付いているようなときなら、白い霧の海の上に朝日が燦々と輝く青空が広がっていて、何となく南極の大氷原を見ているような感じになるし、時には霧の下の「夜」と霧の上の「朝」の2つの世界の間に挟まっているような気分になる。自然というのはほんとに人間の想像力なんか足元にも及ばないような、生まれながらの芸術家・・・。

のんびりしていたら、モールの2階にある画像診断クリニックから電話。腹部の超音波検査の依頼が来ているので、12月6日の午前8時30分に来なさいとのこと。思ったより早かったな。その日の午前中には予定が入っていないので行きますと返事したら、その日は朝ご飯はなしで、前夜には脂肪ゼロの晩ご飯という注文。晩ご飯に揚げ物なんかたらふく食べて行ったら、もろに「すわ、脂肪肝」ってことになってしまうからかな。でも、いきなり脂肪ゼロの食事と言われても、ワタシはヴィーガンじゃないし、ダイエットもしてないから、はて、どうしよう。まだ松茸が採れるならマットに届けてもらうか、でなければフリーザーに残っているもので、超久しぶりに炊き込みご飯なんてどうかな。要するに脂のない食材ならいいってことで、金曜の夜に給油がてらHマートに行って買って来た大豆もやしやシメジ、マイタケ、シシトウがあるし、冷蔵庫には細い大根半分と豆腐半分が残っているから、いっそのことご馳走にしてしまおうかな。まだクリスマスじゃないのに、何というかぜいたく・・・。

とりあえず週末くらいまでに考えておくことにして、今日のランチはきのうの晩ご飯のポットローストビーフの残り。肩の肉のうちでも首に近いところのチャックアイという味わいのあるカットを、ビーフストックとシメジと一緒にスロークッカーの「強」で5時間ほど。小麦粉でとろみをつける普通のグレヴィーソースと違って、我が家のは肉汁が加わったストックを煮立てて減量してから、シメジと一緒にハンドミキサーにかけたもので、きのこの味が効いて何とも言えない上品なソース。ランチでは残った肉をスライスしてオーブントースターで温めてトーストしたブリオシュローフの上に乗せ、電子レンジで温めたソースをかけ回すだけなんだけど、何となくぜいたくっぽい気取った感じ・・・。

ランチの後は、歯医者に行って今年2度目の歯のクリーニング。下の前歯の裏に歯垢が付いているのか、尖ったところに舌の先がひっかかって痛いので、ちょうどいいタイミング。比較的資格を取りやすいのか移民して来た歯医者が続々と開業したもので、歯科医は不足していないから選り取り見取りだけど、歯科治療は医療保険の対象外なのでかなり高いのが難点。だから歯科保険(我が家はカレシの公務員年金に付随)がある患者の勧誘は激烈な競争で、クリーニングなんか半年ごとに予約を入れさせて確保しようとする。保険の年度末の12月になると行くのをやめたところからも勧誘電話がかかって来て、無視していても「クリーニングの時期ですよぉ」と留守電を入れて行くので、ほんとにうるさい。ワタシは年の初めに2本ほど充填し直したので、保険の限度額はほとんど使い尽くしていて、今回は2万5千円のうち保険から支払われるのは4400円だけ。それでも、舌先の引っかりがなくなったし、歯周ポケットが改善されているそうだし、自己負担額は医療費として税額控除できるから、ま、いっかな。年を取るにつれて歯の手入れをきちんとしておかないと健康に関わって来るから、これはぜいたくとは言えないよね。



午後4時過ぎ、霧の中の夕焼け。夜になってまた濃霧注意報・・・


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