リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

敬愛するケイトお姉ちゃんはすご過ぎ!

2023年07月21日 | 日々の風の吹くまま
7月19日(水曜日)。☀。朝から暑いけど、どうやら今日あしたがピークらしい。でも、メディアが世界中が熱波に襲われているように騒ぎ立てるから、ついこっちも猛暑だぁ~と感じてしまうだけの話で、暑い「内陸」の入口に位置するニューウェストミンスターとしては、25度~30度はごく普通だし、最低気温も15度前後でいたって普通。つまり、普通じゃないのは降水量だけってことだけど、それだって、平均降水量は1ヵ月に5日でたったの23ミリで、ゼロとあんまり変わらないから、結局はごく普通の夏ってことか。

さて、今日から先、8月の半ばまではArts Clubのイベント続き。今夜はケイトお姉ちゃんが招待してくれたUniversity Women’s Club(大卒女子のクラブ)が主催するHycroftでのジャズコンサートで、土曜日はお姉ちゃんの茶飲み友達ロバートの招待で彼のマンションで花火大会見物、翌日曜日はショーネシーのお屋敷の庭で恒例のクロケーパーティ、木曜日はBMOセンターでタンカレージンの試飲会、8月は3日が演劇評論クラブの会合で、間にカレシの80歳の誕生日があって、16日には今シーズン最後のファンドレイジング・ティナー。ひと息ついたと思ったら、9月にはもう来シーズンの第1作がオープンするから、何とも忙しいこっちゃ。こんなに忙しい夏って初めてじゃないのかなあ。

カレシの誕生日以外は、どれもArts Clubにつながっているか、Arts Clubが主催するソーシャルイベントで、常連はもうみんな友だち。後援者グループの中核であるADCのメンバーになってもう10年以上だから、いつの間にかおつきあいが深まっていたんだなあと、ソーシャルバタフライのワタシは我ながら感心。ADCのさらに中核のメンバーは「元○○」というすごい肩書のお歴々ばかりなんだけど、みんな演劇大好きでつながっている。そんなところに誘い込まれたワタシは、元から背伸びのしようがないのは明々白々なので、生来のおしゃべりの才と極楽とんぼ流の自然体で泳ぎ回っているうちに、親しい友だちがたくさんできたということで、初めの頃から仲良くしてくれたケイトお姉ちゃんの薫陶も大きい。お姉ちゃんはワタシよりひと回り年上で、最近は杖を使うようになったけど、ヨーロッパまでひとりでクルーズに行くし、行き来しやすい距離の友だちと芝居だコンサートだランチだと、いつも大忙し。

軽く腹ごしらえをして、5時に出発して、途中で交通事故の処理による渋滞があったけど、6時に到着。会場のHycroftは実業家で政治家だったアレクサンダー・マクレーが建てた邸宅で、完成は1911年。戦争中に連邦政府に寄付同然で引き渡されて軍の施設になっていたけど、60年くらい前からUniversity Women’s Clubのクラブ会館になって、5年かけて元の姿に修復したところ。このクラブは大学卒の女性なら正会員、大学卒でなくても女子教育を支援しようと言う人なら準会員になれて、由緒ある建物を保全のために、結婚式などのプライベートなイベントの会場として貸し出したり、頻繁にクラシックやジャズのトリオやカルテットの演奏会を開いたりして、ケイトお姉ちゃんはクラブの運営でも中核的な存在。だからお姉ちゃんを見上げてしまうわけで、冗談半分でいつも言ってるの、大きくなったらお姉ちゃんのようになりたいって。すご過ぎて、無理だろうけど・・・。


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