リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

近い未来と遠い未来に思いを馳せるのどかな1日

2022年08月12日 | 日々の風の吹くまま
8月11日(木曜日)。☀🌤☀。暑そうで暑くない。今日はファーマーズマーケットの日だから、カンカン照りの猛暑は困るけど、もう猛暑は来ないかなと、ちょっと期待したくなるような爽やかさ。うん、このままで秋になるといいな。マットから1週間前に出したテキストメッセージに返事。遅くなってごめんと言うから、いえいえ、今時分は食べごろの山菜は育っていないんだなと思ってたよと返事。でも、シャンテレルきのこ(アンズタケ)を持って行けそうだと言うので、おお、やっぱり秋の気配らしいものが漂っている感じ。

きのう新聞サイトに「ロブ・フィーニーがカムバック」という長い記事があって、かってテレビの「料理の鉄人」で大物シェフを打ち負かした天才シェフが15年ぶりにまた自分のレストランを開店すると言うビッグニュース。来年の話でまだ名前も場所も決まっていないそうだけど、若干29歳でオープンしたルレエシャトー認定の人気レストランLumiereを出資者との仲違いで追い出されて、おしゃれっぽいチェーンレストランCactus Clubに雇われたのが15年前。Hawksworthのデイヴィッド・ホークスワースと並ぶ天才シェフだとワタシは思っているけど、自分のレストランを持ってメディアで騒がれてセレブになるのがちょっと早過ぎたのかもしれないな。レストラン経営はビジネスなんだから、才能と情熱に任せていていいってわけじゃないんだもの。私たちが最後にLumiereに行ったのはフィーニーが去る前の年だったかな。ワタシの誕生日で、帰りがけにキッチンから出て来てハッピーバースデイと言ってくれて大感激。記事の写真を見たら、さすがに中年のおじさんに見えるけど、同時に大人になった落ち着きが感じられるな。今度は経営術も学んで来たようだから、どんなレストランができるか楽しみ。

ジェフが、来年春のオランダとベルギーのリバークルーズの航空運賃をKLMと交渉していた船会社から料金が決まったと連絡があったと電話して来たので、さっそくクレジットカードで支払い。バンクーバーとアムステルダム往復で1人50万円は予想していたよりずっと安かったからちょっとびっくり。午後になって銀行サイトでクレジットカードに請求が上がっているのを確認して、ちらっと投資口座のリストを見たら、ん、一番下のトータルの数字が何となく増えている感じ。ワタシ名義の個人年金と非課税貯蓄口座と合わせて、今年のベースライン(銀行のポートフォリオマネジャーのトニーに運用を任せていなかった場合の残高)に照らすとプラス1.3%で、5月上旬以来のレベル。6月と7月はマイナス3%ほどの「元本割れ」の状態が続いていたから、上向きになって来たのかもれしないな。ワタシの虎の子のリタイア資金は債券や定期60%、株式30%、投資ファンド10%と言う構成で、株式市場や金利の動きを反映してはいるけど、トニーが地道な投資先を選んでくれているので、日々の変動幅はごく小さいのがいいところ。まあ、この年になったら、ワタシのお金が投資市場でウハウハと楽しんでいないんだったら、ワタシがおもしろそうなことに使って楽しんじゃおうじゃないのという方が気楽でいいような気がする。

午後遅く、Arts Clubの資金開拓部門のトップになったキャサリンから、レガシーサークルのキャンペーンのビデオができ上ったと言って、動画を送ってくれた。劇場芸術の継続のために遺言書にArts Clubへの遺贈を入れてもらおうと言う趣旨で毎年10月にやっている、いわば「将来の寄付」を募るキャンペーンで、子供がいない私たちは(後始末をよろしくねとばかりに)Arts Clubを2人とも他界した後の全財産の相続人に指定してある。添付の動画をまず音なしで見たら、(最後のステージでのお辞儀以外は)おふざけは全部カットしてくれて、まじめなメッセージビデオとして良くまとまっているという印象。スピーカーをオンにしてもう一度見て、へえ、ワタシの声ってこんな風に聞こえるのか、そう悪くもないじゃんと、にんまり自画自賛。でも、多彩な劇場芸術分野でのキャリアを目指す才能ある次世代、さらにその後の世代のために、演劇の灯を消さないようにしようというメッセージにうまくスポットを当ててくれていて、キャンベーンガールの大役を果たしたという気分。キャンベーンが始まったら、賛同してくれる人たちがたくさん出て来るとうれしいね。


今年最後のスーパームーン



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