錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

自宅に戻って最初にやること…

2024年12月03日 | 昆虫・植物
こんにちは✋
集中治療室に送られることなく無事に退院した爺さんが、自宅に戻って最初にやることは…
リュウキュウムラサキことリュウムラの蛹化回収。
※11月25日の記事『後は野となれ山となれ』を参照
当初、どれだけの入院生活となるかは定かではありませんでしたが兎にも角にも幼虫の餌であるサツマイモのツルをビン挿しにし、それを大型の飼育容器に複数投入して入院。
そして病院から帰宅して飼育容器の中を見ると…
そこには3割ほどの葉っぱが残ってた。


こっ… れって… もしや入院中に病気でも出たか?
やばいよ!やばいよ!
そんなこんなで容器の中を急ぎ確認してみるとサツマイモの葉を摂食していた数匹の幼虫を見ることができました。
と、言うことは…
幼虫の大半は蛹化を終えている?


そこでビンに挿したサツマイモのツルを容器から出して虱潰に探すと、低温下で育った大きな蛹が数多く下がってましたよ。
その数…
入院前に回収した数と合わせると104個。
で、これから数日後に残りの幼虫が蛹化を終えた場合はトータルで108個となり、当初カウントしていた幼虫の数と符合します。
そして…


石垣島で採卵していた二重紋のクロアゲハというと、5匹の終齢幼虫を残して蛹化を終えていました。
まぁ、二重紋の因子が子供に伝わる可能性は低いことは重々承知していますが、ここは少しだけ期待させてください。
そして期待といえば、もう一つ…
できれば、この蛹たちは春に羽化して欲しい。
なぜならば、エサの入手が容易になる春から羽化した二重紋の発色が見られる個体同士を交配させてスーパー二重紋を狙いたいから。 

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