常置場所のワイヤーダイポールアンテナのあちらこちらにトロイダルコア・クランプ(パッチン)コアが取り付けてあるのですが、給電点のバラン直下にはついていません。
細い同軸ケーブルの時にはバラン直下でそのままクルクルと巻きつけていたのですが、現在の8Dサイズになるとそのままではむりなので、また後日の作業として保留としておきました。
8D同軸サイズのクランプコアも購入可能なのですが、価格も高くなるので、やはり手持ちの素材を組み合わせてアンテナ直下用のトロイダルコアを作りました。(同軸は3D)
アンテナ直下にもうひとつ欲しいのですが、また別の機会に「アンテナ直下用トロイダルコア」を作成して、21MHz、28MHzそれぞれにひとつずつ取り付けることができるようにしようと思います。
追記 トロイダルコア設置
昨夜ふたつトロイダルコアを用意したので、今日は日暮れ前のひと時、アンテナマストを倒して、21MHz、28MHzそれぞれのバラン直下にトロイダルコアを取り付け、明日の雨に備えて自己融着テープをしっかりと巻いておきました。
成果:21MHzの方はもともとコモンモード電流を感じることはありませんでしたが、28MHzの方はその電流を計測したわけではないのですが、机の上のPCスピーカーに入るノイズや、マニュアルアンテナチューナー・メーターの照明の光量変化など、あちらこちらで電波を発射した時のコモンモード電流を感じていました。
・・・しかし今日、コモンモード・フィルターをアンテナ直下に取り付けてさっそく確認してみたところ、フィルター無しの時に発生していた現象は・・・「なくなりました」(^-^)。これでワイヤーダイポールから今まで以上に安心して電波を発射させることが出来ます。
それでも、そのうちコモンモード電流計測が出来るように用意しようかと思っています。いまでもクランプ式の計測キットが手に入るかなあ。
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