2013年8月25日(日)
8月10日の戦場ヶ原ナイトハイキングに続き、今回は中禅寺湖ナイトハイキングに参加してきました。
こちらのツアーは昨年参加することができず、一年越しの実現です。 とっても楽しみでしたっ!
ちなみに大変申し訳ありませんが、これらツアー今年は先週の土、日で既に終了しております。 この記事を読んで興味を持たれた方、参加には私のように一年越しになります。 そして今年これらツアーは大変人気が高く、満席の日程続出だったようですので、来年お知らせがでたらすぐに予約することをお勧めしますよーっ。
チェックすべきはこちらです → 「栃木県立日光自然博物館」 左サイドバー「自然体験イベント」から。
自然博物館では通年色々なイベントを開催していらっしゃいますよ~!
さて、ナイトハイキングに参加すべく午後7時ごろ立木観音前の駐車場に到着。 実はちょっと前まで雨が降ったりしていた空。 携帯に中止のお知らせが入るのかしら?、と心配していましたがなんの。 駐車場について見上げた空には星が輝き始めていました。 しかも時間を追うごとにどんどん増えてゆく!
ちょうどこの時間社山からの稜線右の方の山にとても大きな星が沈んで行きました。 方角は南西より西の方でしょうか。 とするとこの星は土星?
長時間露光とは言え、やっぱり陽が沈んだばかりの空は明るいのでしょうか。 それほど星が写りません。 真上から北の方の空はものすごい数の星と天の川も見えたのですが。
さてツアー開始です。
中禅寺湖湖畔をイタリア大使館の方の浜まで歩いてゆきます。 途中までは街灯もありそれほど緊張感もないのですが、湖半沿いの真っ暗な道に来るとなんだか戦場ヶ原よりも暗い気がします。 戦場ヶ原は木道まで来ると木道が白っぽく浮かび上がり歩きやすいのですが、なんだかこちらは本当に真っ暗です。
もしかしたら街灯や時々つける懐中電灯であまり目が暗さに慣れなかったのかもしれません。
連れて行って下さるのは前回の戦場ヶ原の時と同じ解説員Fさんです。 途中で木や動物、昆虫の説明や夜の生態などを観察しながら進んで行きました。
ゆっくり歩いて浜辺に着きました。
まずは空を見上げます。 正面は大きな中禅寺湖。 その周りを山々が取り囲みますが、広く開いた空は星でいっぱいです。 そこでみんなで浜に寝転がりじ~っと静かに星を眺めました。
中禅寺湖のこの辺の浜は石が大きくちょっと痛いのですがw、これは貴重な体験です。 夏でこんなに星が見られることもそうそうないのだそうです。 それを考えると、昨年のナイトハイキングから今回まで私は星にはついてました~。(^O^)
その後写真のアクティビティーです。 一人一人に網と観察水槽が渡されます。 水辺を明かりで照らしあるものを捕まえているのですが、これは参加してのお楽しみ、としておきましょう。w 写真もあるのだけどね。w
解説員Fさんのお話によると今年は戦場ヶ原ナイトハイキングはすぐに満席になり、中禅寺湖ナイトハイキングには空きがあったとのこと。 この日も定員は20名だと思うのですが参加者は10名くらいだったかな。 中禅寺湖が毎週日曜日に開催というのもネックだったのかな。
けれど中禅寺湖ナイトハイキングはこんな風に参加者自身が行うアクティビティーもあり、お子さんたちなどとても喜ぶと思いますよ。 私もとても楽しかった。w
来年の日程はどうなるかなぁ?
ひとつだけ見られたものをご紹介。 浜辺まで歩く途中の森を懐中電灯で照らすとシカがいました。 他にも見られましたがシカは懐中電灯を照らしたり、人がガヤガヤ来ても逃げません。 人間に慣れ過ぎてしまっているのでしょうか?
解説員Fさんのお話によるとシカは光を当てられると動けずジッとしてしまうのだそうです。
ということは、道路上にいるシカは車のヘッドライトを当てられると逃げられず、ひかれてしまうことがあるのだそうです。
そう言えば私もそういう経験がありました。 スピードはゆっくりだったのでひくことはありませんでしたが、道路の真ん中に立っていたシカを見て、ビックリしたもののなんとなく意識の中に「逃げるだろう」という気持ちがあったため車を減速しただけで停まらなかったら、あやうくぶつかりそうになりハンドルを切ったのです。
夜のイロハ坂あたりはシカをたくさん見かけます。 私も早朝暗いうちや夜に走ることもありますが、時折あのカーブをものすごいスピードで走ってゆく車やバイクをみかけます。
それが楽しみで来ている人もいるのでしょうが、いざという時によけられない、停まれないスピードは双方に不幸をもたらします。
車は修理できますが、野生の動物は治療することは出来ないでしょう。 失われた命は帰ってきません。 「安全運転でお帰り下さい。」と言われた解説員Fさんの言葉が心に残りました。
さてさて。 当日の様子は博物館のブログ「戦場ヶ原からこんにちは!」にも掲載されています。 案内してくださった解説員Fさん、(こ)さん、ありがとうございました。
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