見出し画像

リートリンの覚書

東京橋巡り 新大橋


東京橋巡り

新大橋
(しんおおはし)



新大橋は、隅田川にかかる橋です。東京都道・千葉県道50号東京市川線を通しています。








最初に新大橋が架橋されたのは、元禄6年(1693)で、隅田川3番目の橋で、「大橋」と呼ばれた両国橋に続く橋として「新大橋」と名付けられました。当時の橋は現在の位置よりもやや下流側にありました。

現在の橋は昭和52年(1977)に架け替えられたものです。

所在地
東京都中央区日本橋浜町2・3丁目ー江東区新大橋1丁目



最後に

名所江戸百景で、描かれた新大橋。

歴史を調べると、新大橋は、20回以上も破損や流出、焼落しました。

そのため江戸幕府は維持管理を諦め廃橋を決めましたが、民衆の嘆願により諸経費を町方が全て負担することを条件に存続を許されたそうです。

町民に支えらた新大橋、明治18年(1885)に西洋式の木橋として架け替えられ、明治45年(1912)には鉄橋として現在の位置に架橋しました。

関東大震災では、他の隅田川の橋がことごとく焼け落ちる中で唯一被災せず、人々の命を救った「新大橋」。

古い鉄橋は、現在博物館明治村に移築されいるそうです。

いつの日かその姿を見てみたいものです。

おまけ

旧新大橋跡


所在地
東京都江東区常盤1丁目6−9

歩道にポツンと建っていました。
(近所の方の物でしょうか?植木鉢が凄いですね)




ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

最近の「東京名所巡り」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事