突貫工事！！！

今突貫工事の真っ最中であります。

「えっ？　何を突貫工事しているか？」

古代ギリシャの竪琴で奏でる
古代ギリシャの旋律
それもギリシャの神アポロンをたたえる曲です。

ひょんなことからギリシャ研究者の
藤村シシンさん（女性です）と知り合いになり
彼女が主催する
「古代ギリシャナイト」というイベントで
なんとなんと！！！
藤村さんがギリシャからお取り寄せになった
カメの甲羅を共鳴箱とし牛の皮をはった竪琴を
演奏することになったのです。

それも、2000年以上前の
ギリシャの旋律を・・・

そりゃあ、私が弾いているライアーは
ドイツ語と英語で「竪琴」という意味の楽器ではありますが
古代ギリシャの竪琴のレプリカとは
楽器の構造も、弾き方も全然違うっ！

おまけに、ギリシャの工房でつくられた
古代竪琴は簡素な造りなので
音が安定しないことこの上なし！

「みのさんお願いします～」ってこの竪琴手渡され
家に帰ってから
おそるおそる・・・
ケースからカメの甲羅をなるべく見ないようにして（笑）
手に取ってみるも・・・

「どうすりゃいいんだ～～～！！！」

カメを抱えて悲痛な叫び。


しか～し、弦は弦、竪琴は竪琴
もう、ライアー奏者魂を奮い立たせて
なんとか調弦し
あやしくもふしぎなアポロン賛歌を
今突貫工事中であります！

今週の土曜日に開催の
「古代ギリシャナイト」は主催の
藤村シシンさんのギリシャ好きのファンが
たっくさんいるとかで
120席が2分で完売！

ああ～、いったいどうなることやら
土曜日までに突貫工事終わるのかっ？
毎日ライアーレッスン入っているぞ～！
6月は演奏会続きでその練習もあるぞ～！
6月に出演する舞台のリハーサル入っているぞ～！

しか～し
そんなこと吹き飛ばすくらい
じつはじつは
カメの甲羅の古代竪琴は
なんとも不思議な音色を奏でてくれ
それがなんとも楽しくもあります♪

と、あと数日の古代ギリシャ音楽の突貫工事は続きます・・・（笑）