弁天橋を渡りきる頃に
けたたましく 鳴く 鳥の声を耳にした。
見上げると、街灯の上に止まってるカモメが叫んでるのでした。
もう既に夕刻で、曇ってるこの日は太陽も無く
ヒンヤリとした空気に変わっています。
それにしても、横浜にしては 静かだと思っていました。
しかし、1分も経たぬうちに
辺り一面、たくさんの鳥の群れが集まってきました。
一度は通り過ぎたものの
あまりの数の多さに何事が起こっているのか確認してみようと戻ってみました。
空を見上げるとそこにも、カモメだけでなく 鳩や トンビの姿も 入り乱れていたのです。
鳥たちが集まってる川岸に目を落とすと、
先程は誰の姿も見えなかったのに
そこには 一人のご夫人が黄色いビニールのレジ袋に入れたパンを撒く姿がありました。
時々トンビが急降下してきます。
でも、トンビが降りてくる数秒前には鳥達は飛び去っているのです。
餌が撒かれる事を知ったり
敵が 来る事が分かったり、
不思議な事がいっぱいですね。
東横線桜木町で降り、港に向かうとき、最初に渡るのがこの橋でした。
したがって、この橋の黒い兜(?)を見たとき、「横浜へきた」との実感が湧いたものです。
みなとみらい線になってから、その象徴ではなくなりました。思い出させてくれてありがとう。
今度行きます。
かつてはもっと人通りが多かったのではありませんか?
横浜に住んでいても
この辺は殆ど歩いた事が無いのですよ。
これからは少しずつ散策してみたいと思っています。
こちらこそ京一郎さんのおかげで横浜の良い所を見直しています。
ありがとうございます