いま、あちこちのお庭で咲き競っている赤やピンクの山茶花ですが、我が家の庭にもほんわかと咲き始めました。
深緑の葉は椿より細く、花は繊細な感じで、優美な雰囲気があります。
山茶花・サザンカ・さざんか (つばき科)
文字によって印象が違って見えるのは不思議ですね。不思議に思うのは私だけでしょうか?江戸時代から観賞用として多く栽培された山茶花ですが、園芸種としては、淡紅色や紅色、絞り、重弁など多くの品種があります。我が家の山茶花は、柔らかなピンク色です。先月、近々ベランダの工事が入るので、思い切って切り込んでしまったので、例年より花数は少なくなりました。そのせいか、一輪が大きいように思います。隣家との目隠し用に植えた山茶花ですが、日当たりや通風が良いように年々切り込んでいたので、ひとつふたつと数えるくらいの本数になって少々寂しい感じです。古い文献には椿の名はあっても山茶花の名がないのは、山茶花と椿が厳密に区別されていなかったからだと考えられています。