多くの多くの忘却なくしては人生は暮らしていけない(パルザック)
私の好きな言葉のひとつです。
忘却とは忘れ去ることなり 忘れ得ずして 忘却を誓う 心の悲しさよ
去年の○HKプレミアム番組で、戦後間もない昭和の頃の映画「君○名は」を観ました。
菊田一夫原作のラジオドラマ「君の○は」の放送が始まると町の銭湯は人がいなくなって
ガラガラになっとという逸話があるほど人気ラジオ番組だったそうです。
時は、空襲警報が鳴り響く暗い時代、数寄屋橋での袂で春樹さんと真知子さんが
出会って、お互いに心に残る人になっていくのですが
余りのすれ違いの多さに、観ていて私はため息がでてしまいました・・・・。(笑)
因みに、主演男優は、佐○啓二さん、主演女優は私の憧れの岸 ○子さんでした。
現代は、誰もが携帯を所有しているので、連絡ができないということもなく便利な世の中に
なってきましたが、また、それも、味気なく感じるのは昭和の生まれだからでしょうか。
待ち合わせ時間に遅れそうになっても、相手に連絡も出来なかった昭和半ばの頃を
懐かしく思うのは、年を重ねたということになのでしょう。
人生は、多くの忘却なくしては暮らしていけないのですね。
忘れることができるから生きていられるのでしょうね。
いつもいつも記憶のなかに残っていたら、何もできないし重たいことでしょうね。
また、思っている事を忘れないようにブログに残しておく事も大事な気がします。
そういう観点から忘備録としての、「ブログ」を書いているのですが、
最近、更新が遅れ気味になってきているので、ステップ上げていきたいと思います。