セリバオウレンは岐阜薬科大学付属薬草園で見られることは知っていたのですが、昨年、今年と花が見られるこの時期の公開を中止してしているため残念に思っていました。
それが瀬戸市にある浄源寺で見られることをSNSで知り、早速行ってみました。
この日はようやく名古屋でも初雪が観測された寒い日でしたが、セリバオウレンとの初めての出会いということで、暫し寒さを忘れて撮影に没頭しました。
浄源寺は1430年に開山された曹洞宗のお寺です。
お寺の方に挨拶をし、咲いているところを教えていただき、入らせていただきました。
1)セリバオウレンは雌雄異株で、これは雄花ですね。

2)長い白いのが萼片(5枚)で、それより短い白いのが花弁(10枚)、細長いものが雄蕊です。

3)雄蕊は花粉を放出し始めると外側に広がっていくそうです。

4)こちらは雄蕊がピンク色です。

5)これもピンク色がきれいです。

6)これは両性花でしょうか。中央の暗緑色のものが雌蕊です。

7)これは雌蕊がかなり主張しています。

8)これも両性花ですね。

9)裏庭にはあちこちに咲いていましたが、雌花はみることができなかった、と思います。

10)バイカオウレン、花期はセリバオウレンより少し後のようです。

11)こちらも白く見えるのは萼片で、黄色のスプーンのようなものが花弁です。

12)梅の花のように見えることから名付けられる。
