神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

特別鉄観音茶王@嶢陽茶行

2005-12-04 | 烏龍茶(中国茶)
この鉄観音、10月にちるさんと香港茶荘めぐりをした時にちるさんが購入したもの。
香港島の上環にある、嶢陽茶行という老舗の看板茶である。
(ちるさんのレポートはこちら
「すっごく濃くしていれてみて!」というコメントつきでおすそ分けしてもらった。

実は飲むのは今日で3回目。

1回目は茶葉の量が少なかったのか、「濃さ」が足りなかった。
それはそれで美味しかったが、ちるさんのお奨めの味とは違うだろうと思い、出直すことにした。

2回目はしっかり濃く入ったけれど、茶壷を使ったので、
蓋碗でいれたらもっとシャープな味を楽しめるかも?と思い、レビューは保留。

そして、今日は蓋碗を使っていれてみた。

茶葉はしっかり揉捻されていて、煎を重ねてもすぐに開ききってしまうことがない。
同じようなペースで長く味を楽しめる。
ちるさんは三煎で限界と書いていたけど、
私は結局七煎くらい楽しんでしまった。
まだまだ「濃さ」が足りなかったかな?

葉は黒々としていて、香りをかぐと重焙煎の香ばしい香りが立ち上る。
でも、抽出した茶水は透明感のある飴色で、
思いのほか甘さとすっきり感のある味わいだった。
焙煎の具合もとても上品でいわゆるこげたような感じは全くないのだ。

香港では重焙煎の鉄観音は何度も買ったことがあるけれど、
こんなに上質なものは初めてかもしれない。
まあ、今までは茶荘でお茶を買うと言うことがなくて、
いつも裕華国貨でやっつけショッピングをしていたからなあ。
老舗のお茶の素晴らしさを今更ながらに思い知らされました
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あたしの限界 (ちる)
2005-12-04 17:51:47
わーい!!

試してくれてたんですね、嬉し~。

とりあえず、香港の茶だからって(香港には美味しい茶は無い!なんて言う人もいるし)むげに侮れないのは分かって頂けたのではと思います。



ちなみに私の限界は、茶器は茶壺でいいんです。茶葉は多め、一回極々軽めに洗茶した後、1煎目でも最低5分以上待つというやり方です。気が遠くなりそうに濃くなります・・・。普段の私には決死の覚悟が必要です。だから飲むのでも3煎が限界。でも、後味の思いがけない清涼感は、ちょっとクセになりますよん。

普通に少し濃いめに飲むのなら結構何煎も行けるんですが・・・。

ちょしさん、どれ位待った???
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5分かあ! (ちょし)
2005-12-05 10:23:21
ちるさん、コメントありがとう♪

鉄観音、楽しませていただいてます。

次回行った時は私もあのお店で買ってみようっと。

お店の方々もアットホームな感じだったしね。



私は1分くらいしか置かなかったわ。茶葉を多くすることしか考えてなかったので。

5分というのはすごいね。次回、トライしてみます。

でも、普通に飲んでもすごーく美味しかったわ
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すっごいでしょ!! (ちる)
2005-12-05 19:42:27
5分って、ほんとにスゴイでしょ?

薄味好きの私が、死ぬ覚悟で淹れたのが分かって貰えると思います~。実際胃に穴が空くんじゃないかって濃さだけど、とにかく後味の意外さはビックリするよ。とりあえず一回で良いから試してみてねん。

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すごかった・・ (ちょし)
2005-12-07 14:50:32
トライしました、5分置き。

確かに後味はスキッとするけど、私はやっぱり濃い目にノーマルにいれたほうが好き・・かも。

でもいろいろとやってみるもんだね(^^)。
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リベンジ! (ちょし、再び)
2005-12-07 16:21:59
ちょっとしつこいようだけど、今日は茶壷を使って茶葉を心持ち少なめにして3分ほど置きました。

(5分置かないところが潔くないね>自分)

わっ、美味しいっ。

これは癖になりそう。

でもやっぱりちるさんが淹れた鉄観音を飲みたいわ。
返信する
ちる、三たび! (ちる)
2005-12-07 19:32:27
いえいえ、いーのです!

5分というのは、それ程濃くなっても、一種の清涼感が残ることをお知らせしたくて。

多分よっぽどの事がなければそんな淹れ方はしないと思うから。私も自分でやってみて、一回納得してみてから後は結構普通に飲んでるんですよぉ。
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