神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

広州茶旅2017 第五幕

2017-12-01 | 茶旅
黄埔を後にして向かったのはとある茶空間。
「未名東方」。

天河区の住宅地の一角にひっそりと建つ瀟洒な平屋。
一歩入れば広々としたギャラリー空間。
奥にはそれぞれ雰囲気の違う三つの茶室。
庭もほどよく手入れされ、都会の真ん中とは思えない心地よいサロンです。

YuiちゃんもKさんも初めての訪問。
オーナーの谷さんは楚々とした感じのマダム。
中国華道を嗜み、お茶は「茶家十職」で学んでいらっしゃいます。

ちょうど開店一周年記念ということで茶器のセールコーナーがあり、一同興奮気味。
宜興茶壺、日本作家の茶器が並ぶ中、広州の工房「浅喜」の道具がとても素敵でした。

私たちが「浅喜」に強く反応したことで谷さんが「浅喜」代表の陳さんに連絡を取ってくださいました。
陳さんは近くにお住まいとのことで、わざわざ立ち寄ってくださり、
奥の和室で谷さんが淹れてくださる武夷岩茶黄玫瑰を一緒にいただきながらお話をしました。

陳さんも「茶家十職」で茶を学ばれ、茶文化の奥深さと可能性に感動したお一人。
日本の茶文化にもとても興味をお持ちで、日本にもよくいらっしゃるということです。

「未名東方」の谷さんも今後はサロンで華道や茶文化を中心とした学びの場を拡げていく予定とのこと、
広州にも新しい茶文化の世界が展開し始めているのを実感しました。



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