「勉強をして何の役に立つの。」子どもたちからしばしば投げかけられる問いです。大人にとっては途惑ってしまう問いかけです。
簡潔に答えるのもむずかしいですし、ただひとつの正解があるわけではない問題だといえます。
「学ぶことは何のために役立つべきなのか」、「学ぶことは何かのために役立たなければならないのか」、「役に立たないこと、あるいは、役に立たないようにみえることは価値がないのか」といった疑問もわいてきます。
実はこうした課題は、近年の日本の教育政策、具体的なところでは新しい指導要領や大学入学共通テストの内容・出題形式などともかかわっています。
性急に結論を求めることなく、ていねいに考えていくべき課題だと思っています。
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