昨今 話題になっている
料理グルメガイドのミシュラン
私がフランスで修行していたレストランにも
このミシュランの調査員が来ました
どう言ったらいいのでしょう
各業界にもいらっしゃるとは思いますが
調査員特有の空気というか
匂いというか
おのずとかもし出しています
男性一人で食事していたり
料理を尋ねるにしても普通のお客様と違った目線で尋ねてきたり
ちょっと変わったオーダーしてきたりとか
しかし
お店側もそんなお客様に
ピ~~ンと感じて
「?あれ??ミシュラン?」ってな感じで
まずギャルソンがメートルドテル(支給長)に
メートルドテルがパトロン(経営者)やシェフに
シェフがキュイジニエ(料理人)やパティシェにと
伝わり
厳格なサービスがおこなわれます
それは次の年に発行されるガイドで点数が増えるか減るか
お店の経営にかかってくるのです
ちなみに
それらしきお客様(仮にミシュランじゃなくっても)
絶対満足させたると
気合いの入ったサーヴィスを受けられます
そこに居合わせたお客様は残念ながら
そっちのけ? の事もあるかも
あったかも
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あった
まあそんなんで
レストランの死活を賭けたサービスをまのあたりに体験したのですが
セゾン(シーズン)を終えた私は
パリに上がり先輩のアパートに転がり込むと
他の地方にやはり私と同じように
☆付きのレストランで働いていた同僚も合流することがあります
ふとあるとき
同僚のキュイジニエとテレビを見ていると
お笑いの番組がありまして
レストランにおけるミシュランの調査員の事を
題材にしておりまして内容はというと
ある
レストランの厨房とホールの所で
なにやらシェフとギャルソンが話しをしております
ちょっと聴いてみましょう
ギャルソン:シェフ シェフ!どうも初めてのお客さんにしては妙な方がいるんです
シェフ:奇妙? どういう風に
ギャルソン:それがどうも調査員の様な~
シェフ:なんの調査員だ?
ギャルソン:料理ガイドのミシュラン
シェフ:えっ~まさか
ギャルソン:いや間違いないです
シェフ:でも ミシュランって何でわかる
ギャルソン:雰囲気が漂っているんです
シェフ:んんんな 馬鹿な~
ギャルソン:ホントですって
と言って
テレビの画面が
お客様のテーブルに移り
そこに居たお客様とは
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ミシュランのマスコット
ビバンダム!!!!
これには
私も同僚も腹を抱えて笑いました
レアールもミシュランの調査員が
来ないですねレストランガイドですから
しかし
私くし
ミシランお客様がいらしたら
ミシュランだと思って接客しております
ちなみに
ミシランあなたとミシランあなたをつなぐ
レアール恒例立ち飲みバール
10月27日(土曜日)
いつもの
8時45分に開催いたします。