骨髄移植をして半年がたちました。
わたしたち夫婦は、わたしの病気を通してライフスタイルが変わりました。
子供が出来た時のことを想定してマンションを買い、幼稚園は近くにあるし、小学校もわりと近所、中学校はともくん(夫)が卒業したところになるね、と話もしていました。
でも、1年にわたる治療を終え、退院して家に帰った時、
「この部屋は2人で住むには広い」
と、夫もわたしも同じことを考えていました。
骨髄移植は前処置の放射線で100%不妊になります。
移植前に卵子を取り出して凍結保存をする手段もありましたが、保険適用外な上に、実際に白血病の女性が5年経過して卵子を体内に戻し、妊娠、出産にまで至ったケースは、日本ではたった1件しかないのだそうです。
その事実を知って、わたしは自分の年齢や金銭的なリスクを考え、卵子保存はしないという選択をしました。
夫の腕に赤ちゃんを抱っこさせてあげられないことが、悲しいです。
ひとつの大きな夢が消えました。
わたしとは違う理由で、病気で子供を産めない友人がいます。
彼女は、友達の言葉に傷ついていました。
「子供がいる人は偉いって言われた。わたしは欠陥品なの?」
最近、日本の政治が「子供を生み育て、働き続けよ」と、プレッシャーをかけている気がします。
女性を支援すると言いながら・・・・・・。
その真実は、税金を確保したいだけ(女性からも、将来大人になる子供からも)だと思います。
そういう根っこの部分に、わたしはイラッとします。
でもまぁ、社会で生きていくためには、働いて子供を産んで、たくさん税金を納める人が偉いのかも。
「偉い」って言葉も、結局他人との比較だものね。
だけど、子供がいない人が欠陥品だなんてことは、絶対にありません!
助けてもらった命です。
わたしみたいな人間でも、たまには役立つ時もあるんじゃないかな?!
たぶん。どこかで。・・・・・・でも、あんまり期待しないで。(笑)
新しい夢を描いて、希望を持って、死ぬまで生き抜こう
◇◆◇◆
移植半年記念。
「頑張ったご褒美をなんでも買ってあげる」
と、夫が言ってくれました
わたしは‘電子ピアノ’が欲しいです。
場所を取るのでずっと我慢していたのですが、バイオリンや歌の練習で、ピアノが無いことの不便さと言ったら!
絶対音感のないわたしが、今までどうやって音取りをしてきたか?
なんと、ピアニカをプープー吹いて凌いできたのです
子供部屋が空いたし、音楽室を作っちゃおっかな?!
夫には悪いけど
お久しぶりです!
コメントありがとうございます[E:happy01]
奥様、ますます元気になられているようで、とっても嬉しいです[E:shine]
3人の素晴らしいお子さんに恵まれ、旦那様の愛に支えられて、奥様は幸せですね[E:heart04]
わたしも、病気で得たものがありますし、いまとっても幸せです[E:happy01]
また、’奥様元気報告’をしていただけたら嬉しいです。
欄さんの言う通りですね!
元気になります[E:happy01]
コメントありがとうございます[E:happy01]
はるかさんが生きていてくれて嬉しいです。
失礼ながら50代での骨髄移植は、体への負担は相当なものだったのではないでしょうか。
でも、無事に乗り切って半年を迎えつつあるんですね。本当に良かったです[E:shine]
経済的困窮は切実な問題で、不安ですよね。
わたしは経済に弱く、たいした情報もないので申し訳ないのですが・・・・・・。
ただ、慢性GVHDがひどく続くようであれば「障害者申請」を、いよいよ生活が厳しくなってきた時には「生活保護申請」をされる方もいるそうです。
白血病患者は、治療の過酷さだけでなく経済的にも追いつめられる方が少なくありません。
でも、復職してストレスで再発する人もいますから、無理は禁物です。
まだ、移植から半年です。
今はできるだけ心を穏やかに、明るい気持ちで過ごしたいものです。
お互いがんばりましょう[E:happy01]
私も妻の病気でいろんな予定変更がありましたけど、良かったことのほうが多いかな。
最も良かったのは、妻との愛、家族との絆の再確認と一体感かな。 うちは男の子ばかりの三人ですが、みなとても仲良しで助け合ってます。
また、病気を機に見えてきたこととかも、沢山あります。
お子様のことは本当に残念かと思いますが、libさんがこうして移植を乗り越えて元気でいること自体が多くの人に勇気を与えているわけて、それだけでも凄いことです。
どんどん良くなってください!
小生の妻も、ますます元気ですよ!
赤ちゃんのうちに養子と言う制度も
有りますし、卵子の提供…って言うのも
有ると思いますが、まずは今生きている事
に感謝しましょう
そして、元気になる
骨髄移植をされて、半年が経つのですね。 実は私も来月で骨髄移植から半年になるので、来月はマルクの予定です。(汗) 移植後は抗がん剤治療の比ではない大変さがありますよね。 私も慢性GVHDに色々と悩まされていて、未だに働くことが出来ず、経済的にも追い詰められています。 今はまだ幸い生きててくれてる母がいるので、母の少ない年金で私の薬代とか毎月の生活費を出してもらってる始末で、早く働きたいと思うものの、再就職も今50代で田舎で暮らしてて厳しいものがあります。 かと言って、今までやったことのないレジとか販売なども体力がないため、なかなか面接を受ける気持ちがおきません。 私は結婚もしてこなかったし、子供もいないので、母が頼りですが、母も病気を抱えていて毎日不安ですが、それでもなぜか生かされてしまった私なので、毎日頑張ってただただ生きています。