わたしは、意気地なしで真実を知る勇気がありません。
2012年10月下旬、骨髄移植中に、感染症による高熱と呼吸機能障害などでICUに入った友人の消息がわからないまま、半年以上たってしまいました。
最悪のことを思い描いて、もうほとんど、確信してしまっている自分がいます。
わたしが無菌室にいた時、さりげなく看護師さんたちに彼女の名前を出したけれど、みんな話を逸らしていました。
移植が成功して退院していった人たちのことは、楽しそうに話すのに・・・・・・。
友人のことを思うと涙が出ます。
メールでもツィッターでも、なんでもいいから声を発して欲しい。
ずっとずっと待っているのに。
わたしは今はツィッターをしませんが、彼女からのつぶやきがいつでも届くよう、そのためだけにアカウントをそのまま残しています。
他にも、同じ病院で移植をした知り合いが2人、ツィッター上で知り合った人も1人います。
ツィッターの知人は、何度もサイトメガロウィルスにかかり「エイズ並みの免疫しかないと言われた」というつぶやきを最後に、連絡が途絶えてしまいました。
同じ病院で知り合った人たちは、1人は順調に回復中、1人は再発してしまい入院しています。
わたしも、骨髄移植が成功しても、5年後の生存率60%と言われています。
それでも、白血病の中では一番高い数字です。
自分の治療を終えて、体も心も落ち着いたら、友人に連絡しようと思っていました。
でも、どうしても勇気が出ないのです。
最近、アンネ・フランクの言葉を英語で読みました。
We all live with the objective of being happy; our lives are all different and yet the same.
「人の人生はみんな違うけど同じ」解釈は色々できるけど、私はやはり、「人は一人で生きているんじゃない」ってとりたいです。自分の人生しか生きられないんだけど、それはきっと他の人の人生でもあるって。
でも、少なくとも、妻は元気に生きています。先月で退院後2年が経ちました。入院したときは退院できないかもくらいに脅され、長期生存確率も30%以下とも宣言されましたが、頑張ってますよ!
lib さん、応援しています!
奥様、本当に頑張ったのですね。
しんじさんの言葉を聞いて、わたしもウジウジしていられないと思いました。
しんじさんの奥様が元気でいることは、わたしにとっても希望の光です。
ありがとうございます。