僕は名もない凡人でいたい

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ヴァイオリン落とした

2017年12月25日 | 音楽活動
自分が立っている高さから楽器を落としてしまった

指板(黒い板)が外れ、魂柱(f字孔内に立つ、鉛筆の太さほど)がずれて、駒も歪んだ。

こうなっては修理以外ない。
3つの工房に電話し、すぐに見てくれる職人を探した。
飛び込みで持ってはいけたものの、全治4日だという。
新春コンサートの譜読みにたっぷり時間を費やせると思っていたのに、ショックだ。


【元町弦楽器工房 LA CANTINA】※許可を得ています

壁にかかっている道具が興味深い

真っ先にここを撮影すると、
「何故そこを?」
と、職人さんに珍しがられた。
「私は化学にも興味があるのです」
そう答えると、職人さんは嬉しそうに、楽器に塗るニスについて語ってくれた。
それらのレシピは、いわゆる錬金術だったらしい。

自分の楽器について、面白いことがわかった。
数千万円クラスの最高級楽器に見せかけて造られた形跡があったのだ。
もちろん似ても似つかない、ダミー中のダミーである。

昔見た、白い軽トラックを思い出した。
その軽トラックの顔には、三つ又のベンツみたいなマークが、明らかに黒マジックで書かれていた。
あんな感じかな。
ふふふ

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