和菓子のような美しさ、思わず食べたくなります・・・・
ウミウシを好きなダイバーが年々増えています。 何年か前まで、流れのある外洋のポイントでマグロやマンタを追い求めていたダイバー達が、いつのまにやらジーッと岩を見つめウミウシを探している姿に変貌していることがあります。 男も女も若者も中年をも惹きつける、ウミウシの魅力とはいったいなんなのでしょうか?
- ウミウシの知名度
ウミウシの存在が認知され、ダイバー達が興味を持ち始めてからまだ日は浅いようです。日本のウミウシ写真の第一人者で「沖縄のウミウシ」の著者「小野あつしさん」のサービスで潜らせていただいた時のことでした。「なんでウミウシなんですか?」という私の軽い質問に「当時ウミウシの研究者や図鑑が少なかったから」とこれまた軽く返してくれたのを覚えています。そう、魚やエビカニ等に関しては既に多くの研究者がおり、図鑑などもでていたので、見向きもされなかった(失礼を承知で)ウミウシを研究の対象とされたそうです。 小野さん達の功績でいっきにウミウシの知名度が上がった現在、水底でジーッと岩を見つめるダイバーが急増中です。
小野篤司さんの「沖縄のウミウシ」 - 宝探しとカード集め
ウミウシの魅力の一つにその形と色があるでしょう。 特に色は特殊で、わざわざ目立つようにしているとしか思えないほど美しいウミウシがたくさんいます。 それぞれのウミウシを生態を元に、食べ物や居場所や季節を予測しながら探すのはとても楽しいものです。特に「稀(まれ)」という言葉にウミウシファンはしびれます。 めったに見れないウミウシや前々から図鑑で調べて、見たかったウミウシに出合った時の喜びは、言いようもありません。こういった感覚は、子供の頃の宝探しやカード集め、今で言えばポケモンに通じるものがあるのかもしれませんね。
色も形も奇抜なウミウシ、不思議です。 - きっかけ
ウミウシの何がいいのか? さっぱり分からないダイバーもいらっしゃるでしょう。ここでは一つのきっかけをご紹介します。ご来店の際のログ付けの時などに、ウミウシの図鑑をパラパラとめくって好きな色彩のウミウシをいくつか見つけてみてはいかがでしょうか?初めから、名前を覚えようとしたり、全てのウミウシを区別しようとすることはお勧めできません。 とたんに興味が薄れてしまいます。 見た目がよければそれで十分「キレイ」「カッコイイ」「不思議」等の感情でウミウシを数種類選んでみてください。 そして、ダイビングの際にガイドや他のダイバーに「これを探しているんです」と言ってみて下さい。 思った以上に皆一生懸命に見つけてくれるはずです。 そして幸運にもそれを見つけたときの喜び、一体感はなんとも言われぬものがあります。そして、できればデジカメで写真を撮ってみて、ログ付けの際にみんなで見ながら話して見ましょう。 色んな発見があるはずです。
その名も「ルージュミノウミウシ」女性のくちびるから連想? - 全てのダイバーを受け入れてくれます。
ウミウシはどのような場所でも、いつでも見ることができます。 特に冬は多くのウミウシが見られる季節です。 あまり泳がなくてもウミウシダイビングは可能です。どんな時もダイバーを楽しませてくれるウミウシ、ちょっとだけウミウシに興味を持つだけでダイビングの楽しみが大きく広がります。 ぜひ今年の冬はウミウシダイビングを一緒にしてみませんか?
★今回で4回目 小野あつしさんと潜る、ウミウシツアー2011
□2011年2月11日~12日(祝金土) 座間味島1泊2日
□2月10日(木)中に那覇にご到着下さいませ。
□2月11日(金)は祝日になります。2月13日(日)以降のお帰りとなります。
□添乗員・ガイド 錦本まり子(メリー)
□ドライスーツのレンタルも実施中です。
□料金: 座間味島2日間1泊4食付5ダイブ ¥59,800円(税込み)
□参加資格 アドバンスダイバー以上
ウミウシ図鑑に小野さんのサインをもらってご満悦の参加者、中央が小野さんです。
水中での風景、小野さんにたくさんのウミウシを見せていただきました。
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