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X線レーザーで200万度
X線レーザーは、X線のレーザーである。X線は波長が短く、1pm - 10nm程度しかない電磁波である。波長がおよそ10pmよりも短い電磁波であるγ線(ガンマ線)はX線の一部である。
レーザーというと、DVDなどで使われるレーザーが身近にあるが、これらは、可視光や紫外光の波長領域、つまり波長が数100ナノメートルの光を出すレーザーである。これに対し、X線レーザーの波長は、0.1ナノメートル以下である。この波長は原子の大きさ程度に相当するため、原子や電子の分布といった、今まで見ることができなかった非常に小さな世界を映し出すことができる。
今回、史上最強のX線レーザーによって、アルミ片を摂氏200万℃まで加熱する実験が成功した。地球上で最も高温度に達した物質が生まれたという。これ以上の高温は、太陽や核爆発の中心部などにしか存在しない。しかし、宇宙レベルの超高温は研究チームにとって副産物にすぎなかった。
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参考HP National Geographic X線照射でアルミを200万度に加熱 理化学研究所X線自由電子レーザー SACLA
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