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黙祷!「東日本大震災」から3年、GPSを使った地殻測量で巨大地震は予知できるか?

2014年03月16日 | テクノロジー

 列島鎮魂、各地で追悼行事 首相「復興加速、強靱な国づくり進める」
 今日は「3.11」3年前、東日本大震災があった日だ。各地で追悼式典や黙祷が行われた。

 死者・行方不明者が1万8千人を超え、関連死約3千人を合わせ2万人を超す犠牲を出した。東京都千代田区の国立劇場では政府主催の三周年追悼式が天皇、皇后両陛下をお迎えして開催された。被災各地でも追悼行事が催され、列島が鎮魂の祈りに包まれた。

 追悼式には岩手、宮城、福島の3県の遺族ら約1200人が出席。国歌斉唱後、震災発生の午後2時46分に黙とうが行われ、犠牲者の冥福を祈った。安倍晋三首相は式辞で「復興をさらに加速させることが犠牲者に報いる道。大地震の試練から得た貴重な教訓を胸に災害に強い強靱(きょうじん)な国づくりを進めていく」と誓った。(産経news 2014.3.11)

 人類はいつの日か地震の謎をすべて解明することができるのだろうか?多くの研究者があらゆる方法を使って地震の予知を試みているが、いまだに確実な方法はない。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 現代ビジネス: 南海トラフ巨大地震が3月末までにくる? JESEA:JESEAの使命

地震予知の科学
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地震は予知できるか (別冊宝島) (別冊宝島 1789 ノンフィクション)
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ソユーズ打ち上げから4ヶ月、若田さんがISSコマンダーに就任!宇宙開発に貴重な経験

2014年03月15日 | 宇宙

 若田さんのソユーズ打ち上げから4ヶ月
 2013年11月7日午後1時過ぎに、宇宙飛行士の若田光一さんら3人が乗り込んだロシアのソユーズ宇宙船が、カザフスタンから打ち上げられた。

 ソユーズは打ち上げ後、地球を4周回しながら上昇。わずか約6時間後の同日午後7時半ごろ国際宇宙ステーション(ISS)にドッキング。従来は2日かかっていたISSまでの道のりを大幅に縮める有人ショートカット飛行が始まっており、日本人では若田さんが初めての経験者となった。

 今回で4度目となる若田さんの宇宙滞在は、約6か月。あれから4ヶ月、ついに日本人の宇宙船長が誕生の瞬間がやってきた。2014年3月から5月までの2か月間は、アジア人初となるISSの船長(コマンダー)として指揮をとる。

 ミッション実施の司令塔となり、6名のクルーの作業状況や健康状態の把握、緊急事態における状況の把握とその対応措置などの責任を任される。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 NHK news:若田さん国際宇宙ステーションの船長就任 JAXA:若田宇宙飛行士がISSの船長に就任

国際宇宙ステーションのすべて (洋泉社MOOK)
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きぼう 宇宙ステーションを救った若者たち
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今年は豊漁!謎の多いウナギ稚魚やっと正常量に?完全養殖技術に期待

2014年03月14日 | 動物

 今年のシラスウナギ漁は豊漁
 昨年のウナギは高かった。ついに昨年はウナギは食べた覚えがない。今年はどうだろうか?

 昨年ウナギが高かったのはシラスウナギがとれなかったから。今年もシラスウナギ漁が行われている。漁の時期は12月21日~3月末だ。

 今年は春までの漁期を残し、主要な産地では、すでに昨年の漁獲量を大幅に上回っている。昨年は1キロ・グラム当たり248万円まで高騰した取引価格が、50万~60万円に値下がりしている。早ければ半年で成魚になるといい、今夏以降には、店頭でのウナギの値下がりも期待できそうだ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 健康で免疫力を高める食べ物・栄養食品効果効能ナビ: ウナギの栄養、効果効能 Wikipedia: ウナギ

旅するウナギ―1億年の時空をこえて
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トマトは熟成しても形が崩れないのはなぜ?果皮の構造がダイナミックに再構成!

2014年03月13日 | テクノロジー

 トマトは熟成する際に果皮の構造がダイナミックに再構成される
 トマトの健康成分というと何だろう?トマトの主成分は炭水化物で、食物繊維のペクチンを多く含んでいる。甘みの成分は蔗糖(しょとう)で、酸味の中心はクエン酸、リンゴ酸などだ。

 トマトの赤い色素の正体はカロチノイド(天然色素)の一つであるリコピン。トマトのビタミンは、A、B1、B2、B6、C、H、P が含まれており、特にビタミンCは貯蔵しておいてもその量はほとんど変化ない。鉄、リン、カリウムなどのミネラル類のほか、頭の働きに必要なアミノ酸、血管を丈夫にするルチンなども含有されている。

 トマトの薬効としてまずあげられるのが、健胃作用。これは、ビタミンB6 が含まれているから。トマトに含まれているルチンは、ビタミンCとともに血圧を下げる作用がある。トマトの皮に含まれるナリンゲニンカルコンはアレルギー反応を抑える効果がある。まさに健康のかたまりだ。

 これだけの成分が含まれていながら、熟成してもしっかり形が崩れない理由がわかっていなかった。今回、筑波大学はトマトでは果実が熟成する過程で果皮の構造がダイナミックに再構成されていることを確認したことを発表した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 筑波大:トマトは熟成する際に果皮の構造がダイナミックに構成される 健康で免疫を高める食べ物・栄養食品効果効能ナビ:トマトの効果

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南極の火星隕石に生命活動の痕跡が?チューブ構造や炭素を含む球体

2014年03月11日 | ライフサイエンス

 南極でなぜ隕石が発見されるか?
 南極では大量の隕石が発見されている。かつては南極で隕石はごく僅かしか見つかっていなかったが、1969年に日本の南極地域観測隊が大量に発見したことを切っ掛けに他の国も採集を始めた。南極隕石は2010年の時点で4万8000個あり、これまで発見された全ての隕石のおよそ77%を占めている。

 なぜそんなに隕石が発見されるのであろうか?

 南極隕石は主に山脈の麓の裸氷帯で見つかる。これは南極に落ちた隕石が氷河や氷床によって特定の場所に集積されるためである、と考えられている。

 今回、日本の調査隊が南極で回収した火星隕石(やまと隕石)に、地球で見られる生命活動の痕跡に類似した構造が見つかった。日本の南極調査遠征隊が2000年に発見した火星隕石から、生命活動を示唆する可能性のある構造が見つかった。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 Wikipedia:南極隕石 アストロアーツ:火星隕石に生命活動の痕跡

南極で隕石をさがす (極地研ライブラリー)
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海の深層水循環の謎を有孔虫の化石で解明!縄文時代に活性化

2014年03月10日 | 地学

 海洋深層水に残された謎
 海洋深層水は、大量の熱を蓄熱し、熱帯から高緯度への熱の輸送をし、さらに大量の二酸化炭素を蓄積する機能をもつことから、深層水の循環は、地球の気候システムをコントロールする調整弁として重要な役割を果たしている。

 最終退氷期(17500〜11500年前)には、大気中二酸化炭素濃度が80ppm以上上昇した。これは、最終氷期に停滞していた深層水に貯まっていた二酸化炭素が、その循環の再開により、大気へ放出したのが主な原因と考えられている。

 現在、深層水は、北大西洋高緯度と南極海により形成され、最大約2000年かけて北太平洋へと到達する流れが存在している。よって、気候変動と深層循環は、常に表裏一体の関係にある。本研究が行われた完新世は、氷期、退氷期に比べて極めて気候的に安定している時代と言われているものの、近過去だけでも小氷河期や中世温暖期といった人類活動に大きな影響をもたらした気候変動を経験している。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 夢ナビ: 有孔虫が教えてくれる太古の地球 サイエンスポータル: 海の深層水循環歴史事始め

深海の不思議 (発見!ネイチャー&サイエンス)
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マラリアだけではなかった!気候変動で北極海の哺乳類が寄生虫に感染?

2014年03月09日 | 環境問題

 温暖化で日本でマラリアが流行する?
 温暖化が進んで、南方系の感染症であるマラリアが日本で流行することが予想されている。実は日本にはすでにマラリアを媒介する蚊が広く生息している。そこに温暖化とマラリア患者の日本入国で、マラリアが流行する可能性がある。

 また、蚊が媒介するもう一つの重要な感染症にデング熱がある。患者はすべて国外で感染し、媒介蚊のある種は国内に広く分布し、また別の種は日本のすぐ近くまで生息する、などマラリアと似た状況にある。大きく違う点が一つあり、デング熱の主要な媒介蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)は都市型で、身の回りにある水たまり(バケツの水、古タイヤの水、草花用の水、など)を好んで卵を産み付ける。

 自然環境を好むマラリア媒介蚊とは異なり、デング熱媒介蚊は都市化の進行した現在の日本でも私たちを刺す可能性は高く、温暖化が進みデング熱媒介蚊の生息域が拡がると、輸入患者からの二次感染の危険性が増すと考えられる。

参考 Natioal Geographic news 気候変動で北極海の動物が病気に

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

コレラが街にやってくる―本当はコワーイ地球温暖化
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ニッポン「亜熱帯」化宣言―そしてグローバル・ウィルスが逆襲する (中公新書ラクレ)
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微生物がつくる“人工クモの糸”・釣り糸に“ひねり”を加えた新・新素材

2014年03月08日 | テクノロジー

 新・新素材
 新素材には夢がある。従来の材料にはないすぐれた特性をもつ、新たに研究・開発された材料のことだ。例えば、アモルファス金属・ファイン-セラミックス・高分子材料・複合材料…などがある。

 カーボンナノチューブは、鋼鉄の数十倍の強さを持ち、いくら曲げても折れないほどしなやかで、薬品や高熱にも耐え、銀よりも電気を、ダイヤモンドよりも熱をよく伝え、コンピュータを今より数百倍高性能にし、エネルギー問題を解決する可能性まで秘めている新素材だ。

 最近では、世界最高耐熱のバイオプラスチックが開発されたり、衝撃に200倍強いガラス開発されたりしている。また、人工のクモの糸が鋼鉄より強い“世界一タフな繊維”として開発されている。

参考 iTmedia news:人工クモの糸が鋼鉄より強い National Geographic news:釣り糸にひねりを加えた新素材 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

奇跡の新素材 プロテオグリカン: 驚異のアンチエイジング効果 (小学館101新書)
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自然にまなぶ! ネイチャー・テクノロジー: 暮らしをかえる新素材・新技術 (Gakken Mook)
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レトロウイルスが促進する“がん転移”の新しい仕組みを解明!対策は?

2014年03月07日 | 健康

 厄介な「がんの転移」
 「がん」は厄介な病気だ。がん細胞はどんどん増え続けるだけでなく、周囲の組織へ広がり(浸潤)、血液やリンパの流れに沿って、遠くの臓器へ引っ越して、やがてまたそこですみかを作って大きくなる。これが転移と呼ばれる現象だ。

 「がん転移」はどうやって起きるのだろう?。「がん転移」は、がん細胞が最初に発生した場所から、血管やリンパに入り込み、血液やリンパの流れに乗って別の臓器や器官に移動し、そこでふえることをいう。リンパの流れが集まる場所であるリンパ節に転移したり、肺や肝臓、脳、骨など血液の流れが豊富な場所に転移することが多い。

 今回、ヒトのゲノムに組み込まれた内因性レトロウイルスの一種、HERV-Hが、がん転移の促進で重要な役割を果たしていることを、慶應義塾大学医学部先端医科学研究所が解明し、3月3日の米国癌学会誌キャンサーリサーチのオンライン速報版で発表した。内因性レトロウイルスの機能を初めて突き止めた研究で、がん転移の新しい診断法や予防法、治療法の開発につながると期待されている。

参考 all about: がんはなぜ転移する?3大療法のポイント

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

ガンがゆっくり消えていく 再発・転移を防ぐ17の戦略
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がん転移―臨床と研究の羅針盤 (細胞工学 別冊)
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H2Aロケット打ち上げ成功!全天降水観測衛星(GPM)が「ゲリラ豪雨」を予測可能に

2014年03月07日 | テクノロジー

 H2Aロケット打ち上げ成功
 2014年2月28日、H2Aロケット23号機が午前3時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。約15分後、搭載していた全球降水観測(GPM)衛星を予定軌道に投入し、打ち上げは成功した。

 国産の主力ロケットであるH2Aの打ち上げ成功は17回連続。成功率は約96%となり、高い信頼性を示した。日本が官民挙げて取り組む、世界の衛星打ち上げビジネス参入にも弾みがつきそうだ。

 GPM衛星は、複数の衛星で地球規模の降水量などを観測する計画を担うメーンの衛星。宇宙航空研究開発機構(JAXA)と、米航空宇宙局(NASA)が共同開発した。得られたデータは、台風や豪雨など気象災害の予報精度の向上に生かされる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 asahi.com: H2Aロケット打ち上げ成功GPM衛星、予定の軌道に JAXA: 全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)の打ち上げについて

人工衛星をつくる-設計から打ち上げまで-
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花粉症とダブルパンチ!全国でPM2.5濃度が上昇「注意喚起」レベルに!対策は?

2014年03月06日 | 環境問題

 花粉症とPM2.5のダブルパンチ
 インフルエンザもようやく減少傾向になり、少し暖かくなった今日この頃だが、まだまだマスクが欠かせない日が続いてる。というのはスギ花粉がいよいよピークを迎えるうえに、中国から飛来したPM2.5が話題になっているからだ。

 2014年2月26日、日本列島が霧が覆ったように真っ白になった。原因は中国から飛来したPM2・5だ。日本海側を中心に、山口、兵庫、香川、大阪、三重、福井、金沢、富山、新潟、福島の10府県で注意喚起情報が出された。春の移動性高気圧に乗って中国から飛来したらしい。

 話題のPM2.5とは何だろうか?PMとは、英語でParticulate Matter。2.5とは、直径が2.5μm以下の超微粒子のこと。微小粒子状物質という呼び方もある。大気汚染の原因物質とされている浮遊粒子状物質(SPM)は、環境基準として「大気中に浮遊する粒子状物質であってその粒径が 10μm以下のものをいう」と定められているが、それよりもはるかに小さい粒子。

参考 Bloomberg:東京でPM2.5濃度が上昇、都心3区注意喚起レベルに 読売新聞:影響出やすい高齢者子供は注意…PM2.5 EICネット:PM2.5 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

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地球最古の地殻、44億年前と年代特定!ジャック・ヒルズのジルコン粒子から

2014年03月05日 | 地学

 最古の地球岩石
 地球はいつ誕生したのだろうか?地球は今からおよそ、45億年前に誕生したと考えられている。太陽系の隕石や月の岩石の生成年代から、この頃、原始地球が形成されたと考えられている。では地球上で最古の岩石とは何だろう?

 地球が誕生して間もない45億4000万年前から44億4000万年前のマントルに由来する溶岩が、カナダ・バフィン島とグリーンランド西部で見つかったと、米カーネギー研究所の研究チームが2010年8月『ネイチャー』に発表している。

 44億年前、現在、知られている最古の岩石鉱物が現れる。西オーストラリア州のジャック・ヒルズで発見されたジルコン粒子のうち最古の物(44億400万±800万年前)。ジルコン粒子の中にダイヤモンドが含まれていることが、2007年に明らかになった。

今回、オーストラリアに地球上で最も古い大陸地殻が存在することが確認された。これらの丘陵地帯は、44億年前もの時を経ているという。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 Wikipedia: 地球史年表 National Geographic news: 地球最古の地殻、44億年前と特定

137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史
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文藝春秋
地球全史――写真が語る46億年の奇跡
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岩波書店

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災害時に使用可能な人工透析メッシュ開発!ナノメッシュ(EVOH)で尿毒素除去

2014年03月04日 | 健康

 世界で一番透析の必要な国
 腎不全とは、いろいろな原因で長期にわたって徐々に腎臓のはたらきが低下していく状態をいう。はたらきの落ちている程度によって、軽いほうから腎機能障害、腎不全、尿毒症に分類される。正常の2分の1以下に落ちている段階あたりから慢性腎不全という。

 透析とは、腎臓病のために腎臓の働きがいちじるしく低下し、体内の余分な水分や、老廃物などを、体外に出すことができなくなった患者さんのための治療法。腎臓の代わりとなる人工腎臓を使って、老廃物などがたまった血液をきれいにし、余分な水分を取り除く。日本は、世界の中でも最も透析の普及率が高い国。

 現在、透析療法を受けている患者さんの数は約30万人で、その数は年々増加している。増加の原因の背景には、患者さんが高齢化していることと、糖尿病が原因の腎不全(腎臓が機能しなくなること)が増えていることが考えられる。透析療法には「血液透析」と「腹膜透析」があるが、現在の日本では、96%以上が血液透析。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 サイエンスポータル:災害時の血液透析メッシュ開発

人工透析を回避! 慢性腎臓病の進行をとめる新保存療法
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ナツメ社
レジデントのための血液透析患者マネジメント
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医学書院

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アイソン彗星の置きみやげ?アンモニアから太陽系誕生の記憶をたどる!

2014年03月03日 | 太陽系

 アイソン彗星が残した置きみやげ
 昨年11月29日早朝、アイソン彗星は、太陽に最も接近(近日点を通過)した。その後、近日点通過前の日本時間午前2時過ぎから暗くなり始めた。

 近日点通過後は、核と思われるような構造がほとんどなくなり、軌道上に広がった細長い構造が淡く輝くのみとなりました。これは核が崩壊した後ほとんど融けてしまったと考えられる。その後、アイソン彗星が明るい彗星として見えることはなかった。

 昨年話題になった、パンスターズ彗星、アイソン彗星はどちらも予想より暗くなってしまい。一般の観測者をがっかりさせてしまったが、天文学的には貴重な観測データを得ることができた。

 今回、京都産業大学の研究者を中心とする研究チームは、2013年11月にすばる望遠鏡の高分散分光装置(HDS)を用いてアイソン彗星を観測し、単独の彗星としては世界で初めて15NH2(アミノ・ラジカルの窒素同位体)の検出に成功した。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 国立天文台: アイソン彗星のアンモニアから太陽系誕生の記憶をたどる アストロアーツ: アイソン彗星のアンモニアから太陽系誕生の記憶をたどる

彗星の科学―知る・撮る・探る
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恒星社厚生閣
巨大彗星-アイソン彗星がやってくる
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週刊 サイエンスジャーナル創刊! 「ゲリラ豪雪」を防ぐ衛星/全国でPM2.5/ブラックホールに新説

2014年03月02日 | テクノロジー

週刊 サイエンスジャーナル  2014.3.2

H2Aロケット打ち上げ成功!全天降水観測衛星(GPM)が「ゲリラ豪雪」を予測可能に

 2014年2月28日、H2Aロケット23号機が午前3時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。約15分後、搭載していた全球降水観測(GPM)衛星を予定軌道に投入し、打ち上げは成功した。

 国産の主力ロケットであるH2Aの打ち上げ成功は17回連続。成功率は約96%となり、高い信頼性を示した。日本が官民挙げて取り組む、世界の衛星打ち上げビジネス参入にも弾みがつきそうだ。

 GPM衛星は、複数の衛星で地球規模の降水量などを観測する計画を担うメーンの衛星。宇宙航空研究開発機構(JAXA)と、米航空宇宙局(NASA)が共同開発した。得られたデータは、台風や豪雨など気象災害の予報精度の向上に生かされる。

 打ち上げ後の記者会見で、NASAのマイケル・フレリック地球科学部長は「この衛星で地球の天候循環を深く理解できる。洪水や暴風雪、異常気象の予測がよりできるようになるだろう」。JAXAの小嶋正弘プロジェクトマネジャーは「日本が開発したレーダーの出番が来て、わくわくしている」と語った。

 GPM衛星のほか、香川大、信州大、帝京大、鹿児島大、多摩美術大、大阪府立大、筑波大が開発した小型衛星7基も、H2Aによって宇宙に運ばれた。

 H2Aは2001年に初飛行した日本の主力ロケット。昨年1月の22号機以来、約1年ぶりの打ち上げだった。2003年の6号機が失敗して以降は成功が続く。製造元の三菱重工業は高い信頼性と円安を背景に、海外の衛星打ち上げ市場へ積極的に食い込みたい考えだ。宮永俊一社長は「安全に、正確な時間に打ち上げることは私たちの使命。世界の衛星打ち上げニーズが広がるなか、世の中に貢献していきたい」と語った。
朝日新聞

花粉症とダブルパンチ!全国でPM 2.5濃度が上昇「注意喚起」レベルに!対策は?

 インフルエンザもようやく減少傾向になり、少し暖かくなった今日この頃だが、まだまだマスクが欠かせない日が続いてる。というのはスギ花粉がいよいよピークを迎えるうえに、中国から飛来したPM2.5が話題になっているからだ。

 2014年2月26日、日本列島が霧が覆ったように真っ白になった。原因は中国から飛来したPM2・5だ。日本海側を中心に、山口、兵庫、香川、大阪、三重、福井、金沢、富山、新潟、福島の10府県で注意喚起情報が出された。春の移動性高気圧に乗って中国から飛来したらしい。

 話題のPM2.5とは何だろうか?PMとは、英語でParticulate Matter。2.5とは、直径が2.5μm以下の超微粒子のこと。微小粒子状物質という呼び方もある。大気汚染の原因物質とされている浮遊粒子状物質(SPM)は、環境基準として「大気中に浮遊する粒子状物質であってその粒径が 10μm以下のものをいう」と定められているが、それよりもはるかに小さい粒子。

 PM2.5はぜんそくや気管支炎を引き起こす。それは大きな粒子より小さな粒子の方が気管を通過しやすく、肺胞など気道より奥に付着するため、人体への影響が大きいと考えられている。  代表的な微小粒子状物質であるディーゼル排気微粒子は、大部分が粒径0.1~0.3μmの範囲内にあり、発ガン性や気管支ぜんそく、花粉症などの健康影響との関連が懸念されている。

 大気中粒子状物質の発生源としては,ボイラー、焼却炉等のばい煙を発生する施設、自動車、船舶等、人為起源がある。また、火山の噴煙や黄砂、花粉など植物由来、海塩等の自然起源など多様な要因がある。
Bloomberg

地球最古の地殻、44億年前と年代特定!ジャック・ヒルズのジルコン粒子から

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 地球はいつ誕生したのだろうか?地球は今からおよそ、45億年前に誕生したと考えられている。太陽系の隕石や月の岩石の生成年代から、この頃、原始地球が形成されたと考えられている。では地球上で最古の岩石とは何だろう?

 地球が誕生して間もない45億4000万年前から44億4000万年前のマントルに由来する溶岩が、カナダ・バフィン島とグリーンランド西部で見つかったと、米カーネギー研究所の研究チームが2010年8月『ネイチャー』に発表している。

 44億年前、現在、知られている最古の岩石鉱物が現れる。西オーストラリア州のジャック・ヒルズで発見されたジルコン粒子のうち最古の物(44億400万±800万年前)。ジルコン粒子の中にダイヤモンドが含まれていることが、2007年に明らかになっている。

 今回、オーストラリアで地球上で最も古い大陸地殻が、44億年前に存在したことが再確認された。  ウィスコンシン大学の研究チームは、岩石に含まれる「ジルコン粒子」を詳しく調べ、結晶内に捉えられた放射性の鉛について、その原子の実物を調査した。これらの原子は、溶岩が固まる際に分析対象となったジルコン結晶の中に閉じ込められたものだ。

 これは当初は放射性を持つウランだった物質が、崩壊を経て鉛に変化するもので、その過程を調べることでこれらの物質の年代が特定できる。鉛原子の直接観察による年代測定から、これらのジルコン結晶は43億7400万年前(誤差はプラスマイナス600万年)のものである可能性が高いことがわかった。
National Geographic news

アイソン彗星の置きみやげ?アンモニアから太陽系誕生の歴史がわかる!

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 昨年11月29日早朝、アイソン彗星は、太陽に最も接近(近日点を通過)した。その後、近日点通過前の日本時間午前2時過ぎから暗くなり始めた。  近日点通過後は、核と思われるような構造がほとんどなくなり、軌道上に広がった細長い構造が淡く輝くのみとなった。これは核が崩壊した後ほとんど融けてしまったと考えられる。その後、アイソン彗星が明るい彗星として見えることはなかった。

 昨年話題になった、パンスターズ彗星、アイソン彗星はどちらも予想より暗くなってしまい。一般の観測者をがっかりさせてしまったが、天文学的には貴重な観測データを得ている。

 今回、京都産業大学の研究者を中心とする研究チームは、2013年11月にすばる望遠鏡の高分散分光装置(HDS)を用いてアイソン彗星を観測し、単独の彗星としては世界で初めて15NH2(アミノ・ラジカルの窒素同位体)の検出に成功した。

 15NH2は彗星に含まれる窒素の主な担い手であるアンモニア分子の由来を知る上で手がかりとなる物質。今回の観測により、単独の彗星においてもアンモニア分子の窒素同位体比(14N/15N比)は、太陽や地球大気の値に比べて「15Nがより多く濃集している」ことが明らかになった。

 今回の観測結果は、彗星に含まれているアンモニア分子が、低温度の星間塵表面で形成されたことを示唆している。さらに本研究結果は、彗星に取り込まれたアンモニア分子の形成温度 (約10ケルビン)は従来考えられていた温度(約30ケルビン)より低いことを示唆しており、太陽系形成期の温度環境について再検討を迫る成果である。
国立天文台

われわれは“ブラックホール”の中にいる?それとも“ブラックホール”は存在しない?

 ブラックホール (black hole) とは、極めて高密度かつ大質量で、強い重力のために物質だけでなく光さえ脱出することができない天体である。

 ブラックホールはその特性上、直接的な観測を行うことは困難である。しかし他の天体との相互作用を介して間接的な観測が行われている。

 1971年、今から40年ほど前に「はくちょう座X-1」という、X線で明るく光る不思議な天体が発見された。X線強度が秒以下の短い時間で変動することや、太陽の数倍以上の質量を持つこともわかった。短い時間でX線が変動することは、X線を出す領域、すなわち天体が極めて小さいことを意味する。こうして、「はくちょう座 X-1」 はブラックホール候補天体となった。

 物質がブラックホールへ落下するときに発する「X線」で、ブラックホールの存在は確認できる。しかし今なお、その正体ははっきり捕らえられず、謎に満ちており、いろいろな仮説が百花繚乱、咲き乱れている。

 今日はそのうち幾つかの説を紹介しよう。まず、われわれの宇宙がブラックホールからはじまったというものである。

 過去数十年 の間に、多くの理論物理学者が、宇宙は、われわれが暮らす宇宙1つだけではないと考えるようになった。この 宇宙は、無数の別々の宇宙からなる「マルチバース(多宇宙)」の中の1つかもしれないということだ。

 1つの宇宙が別の宇宙とどのようにつながるのか、あるいはそもそもつながっているのかという問題は、大きな論争を呼んでいる。すべては非常に思弁的な議論で、現時点では証明はまったく不可能だ。しかし、もし植物の種のように、「宇宙の種」があり、基本物質が高度に圧縮され、保護殻の中に隠された塊となっているとしたらどうだろうか?

 この記述は、まさにブラックホールの内部で作られるものの説明と同じだ。そのブラックホールの中で鍛え上げられた種が、138億年前にビッグ・バンを起こした可能性がある。われわれの宇宙は以後ずっと急激な膨張を続けているが、それでも今なお、われわれはブラックホールの中にいるのかもしれない。
National Geographic news

世界最高耐熱(390℃超)のポリイミド・バイオプラスチックを開発!金属代替素材

 バイオプラスチック (bioplastic) とは、生物資源(バイオマス)から作られたプラスチックである。主にデンプンや糖の含有量の多いトウモロコシやサトウキビなどから製造される。技術的には木、米、生ゴミ、牛乳等からも製造可能であるとされている。

 バイオプラスチックの多くは生分解性プラスチックとしての性質を持つ。微生物によって水と二酸化炭素に分解され、その二酸化炭素を元に植物が光合成によってデンプンを作り出し、デンプンからまた生分解性プラスチックの原料を作り出すことができるので循環性がある。

 しかし、プラスチックの利点であった耐久性、機能性に劣り、我々の生活する環境に耐えられず、使用中あるいは保管中に分解が進み、使用不能となる可能性があった。

 今回、北陸先端科学技術大学と筑波大学の研究チームが、遺伝子組換えした大腸菌から得られるシナモン類を光化学的手法で加工して、世界最高耐熱性で、丈夫なポリイミドのバイオプラスチックを作るのに成功した。

 耐熱温度は、390℃超。得られた史上最高耐熱のバイオプラスチックシートは、透明性、低熱膨張率などの高い機能を持ち、電装部品や自動車部品などのガラスや金属の代替として期待される。
北陸先端科学技術大学院大学