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大航海時代のマゼランやクック船長を震え上がらせた壊血病!「ビタミンC不足」が引き起こす病気で200万人が命を落とす

2017年02月06日 | サイエンスジャーナル

 壊血病とは何か?

 壊血病(scurvy)は、出血性の障害が体内の各器官で生じる病気。成人と小児では多少症状が異なる。壊血病の原因はビタミンCの欠乏によって生じる。ビタミンCは体内のタンパク質を構成するアミノ酸の1つであるヒドロキシプロリンの合成に必須であるため、これが欠乏すると組織間をつなぐコラーゲンや象牙質、骨の間充組織の生成と保持に障害を受ける。これがさらに血管等への損傷につながることが原因である。

 ビタミンCの投与を行うことによって治療できる。成人には次のような症状がある。脱力や体重減少、鈍痛に加え、皮膚や粘膜、歯肉の出血およびそれに伴う歯の脱落、変化、創傷治癒の遅れ、低色素性の貧血、感染への抵抗力の減少、古傷が開く...など。ただし、これらの症状は3–12か月に及ぶ長期・高度のビタミンC欠乏でないと生じない。

 小児の症状は、特に生後6–12か月の間に発生し、メレル・バロウ病とも呼ばれる。症状として次のようなものが挙げられる。軟骨や骨境界部での出血、血腫、骨組織の形成不全、骨折や骨の変形、出血や壊死、歯の発生障害。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 National Geographic news: 大航海時代の船乗りを震え上がらせた壊血病

壊血病とビタミンCの歴史―「権威主義」と「思いこみ」の科学史
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暴風雪もたらす爆弾低気圧、黒潮の熱エネルギーで発生していた!JAMSTECがスパコンで解析

2017年02月05日 | サイエンスジャーナル

 暴風雪もたらす爆弾低気圧

 爆弾低気圧とは温帯低気圧のうち、札幌と同じ緯度の北緯43度付近では中心気圧が1日で19ヘクトパスカル以上急低下したものを指す。2013年3月に道東、道北で9人が犠牲になった爆弾低気圧は1日で22ヘクトパスカル急低下したとされる。日本付近ではひと冬に40個前後発生し、台風より多いという。

 冬の北海道に暴風雪をもたらす爆弾低気圧は、日本列島の太平洋岸を北東に流れる暖流・黒潮が熱帯海域から運び込んだ熱をエネルギー源として生まれることが、北大大学院理学研究院の見延庄士郎教授(地球惑星科学)と海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)の吉田聡研究員の共同研究で初めて確認された。21日付の米国気象学会の専門誌ジャーナル・オブ・クライメート(電子版)に論文が掲載された。

 見延教授らは1981年9月~2001年8月の20年間、人工衛星が観測した海面水温をスーパーコンピューター「地球シミュレータ」で解析。黒潮や、千葉県銚子沖から東へ流れる黒潮続流が大気に与える影響を調べた。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 マイナビニュース: 黒潮が爆弾低気圧を日本に呼ぶ、JAMSTECがスパコンで解析

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TOKIO・山口達也「鉄腕!DASH!」で、絶滅危惧種「スナヤツメ」をまた発見!自然環境を改善する番組内容

2017年02月03日 | サイエンスジャーナル

  ザ!鉄腕DASH!!

 「ザ!鉄腕!DASH!!」は、日本テレビ系列で放送されているTOKIO出演のバラエティ番組である。 放送時間及び放送局はNNN系列30局ネットで毎週日曜日 19:00~19:58(JST)。TOKIOが「人間の限界」に挑戦する新しいタイプのバラエティとして、1995年11月2日に木曜深夜枠で『鉄腕!DASH!!』のタイトルでの放送開始。当時は30分番組(放送時間23:25 - 23:55)で、日本たばこ産業(JT)の一社提供だった。

 1998年4月12日よりタイトルを現在の『ザ!鉄腕!DASH!!』に改め日曜夜のゴールデンタイムに進出し放送時間も56分に拡大され、さらに半年後の同年10月18日放送分より58分へと拡大された。

 2006年度「子供とメディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)において、「親が子どもに見せたい番組」第10位に選出された。また、民放連から2010年5月14日・2011年春に発表された「青少年に見てもらいたい番組」の1つとしても本番組が選出されている。 特に近年では高視聴率を連発しており、2014年のバラエティ年間平均視聴率ランキングでは首位を獲得している。

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参考 日刊アメーバニュース: TOKIO・山口達也絶滅危惧種をまた発見

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まるで地球、大気と海と雲があり、雨も降る天体は何でしょう? 衛星タイタンの驚くべき姿

2017年02月01日 | サイエンスジャーナル

 タイタンとは何か?

 地球以外の天体で、大気と海と雲があり、雨も降る天体は何でしょう? 正解は「タイタン」。NASAの打ち上げた土星探査機「カッシーニ・ホイヘンス」による観測ではっきりと確認できた。

 衛星タイタンは、1655年オランダの天文学者クリスチャン・ホイヘンス(1629〜1659)により発見された、太陽系の中で唯一の厚い大気を持つ衛星である。直径は5150kmで、木星の衛星ガニメデ(5262km)に次ぐ大きさ。 窒素を主成分とする大気には、生命の誕生に必要な微量のメタンやその他の炭化水素が含まれている。このことから、生命誕生前の原始地球時代(38億年から35億年前)の環境が閉じ込められていると考えられている。

 2005年12月29日、探査機カッシニがタイタンの上空9万kmをフライバイ(接近通過)中に搭載された可視光・赤外線マッピング分光カメラにより撮影された画像では、タイタンの極地の上空にメタンの雲が存在することが確認された。これほど大規模でしかもその構造が詳細に観測されたのは史上初めてのことだった。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 National Geographic news:まるで地球、衛星タイタンの驚くべき写真

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