『遥か彼方』 という言葉は 今なおナンにとって魔法の言葉であった・・・・・ 風吹く丘を越えて 微かに聞こえて来る音楽のように。 【「炉辺荘のアン」 第37章】 |
今日は朝から雨となりました。
日射しがない分、ヒンヤリ感はありますが、
さほど冷たい雨ではありません。
気が付けば2月も残り僅か。
これからは一雨ごとに暖かくなって行くのでしょうね。
さて、最近の私は
と言えば・・。
「捨てる物」 として
仕分けしていた中から
引っ張り出しては
せっせと “待った!”
をかけている有様です。
昨日、蘇った宝石箱、
今度はカード等を
入れてみました。
~なんて。こんな風に
復活させれば、益々、
物は増えてしまいますね。
これでも衣類は、
わりとあっさり
捨てられるのですが・・。
ところが元々好きな
雑貨となりますと、
少々、勝手が違います。
ましてや友人などの
プレゼントとなりますと。
そんな折、何気に古い雑誌を見ていますと・・。
ランプのシェードにレースが掛けてあるではありませんか。
しかも、レース編みとは全く関係のない雑誌に。
手持ちのドイリーを無造作にランプに掛ける事は、
私もしていましたが、シェード全体を覆うように
掛ける事はしていません。あくまでも飾りとしてだけ。
そこではたと思い出したのが、写真のランプです。
このランプ、チューリップ柄が気に入らなくて、
これまで日の目を見た事はありません。
完全に 遥か忘却の彼方 にあった代物。
シェードが金属なら塗り潰して絵を描く事も出来ますが、
硝子ではどう仕様もありません。
しかしながら光明を見た思いです。
幸いレースなら手持ちの物がありますし、
同じくもう一つ気に入らない真鍮部分も
色を塗り、薔薇でも描きましょう。
さて、さて・・。どんな風になるか楽しみです。
最後に。話はガラッと変わります。
『アンの世界』 の 『遥か彼方』 が魔法の言葉なら、
日本にも 『大和言葉』 なる、魔法の言葉がありますね。
例えば、「感動する」 は大和言葉なら 「胸に迫る」。
「想像する」 は 「思いを馳(は)せる」。
こんな素敵な言葉を眠らせて置かないで、
日々、(朝な夕な)使いたいものですね。