年が明けて七草も過ぎ・・早くも8日になってしまいました。
大変遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願い致します。
今年は、お天気も大変良く、暖かく穏やかなお正月でしたね。
今日は、今年になっての初雨となりました。
空気が乾燥していましたので、丁度良いお湿りとなったようです。
さて、平成29年は酉年。酉とは鶏(にわとり)の事。
太陽が昇る時鳴く鶏は、太陽を呼ぶ力があると言われています。
本来、「酉」という漢字は、酒壺を描いたとの事。
「実る」 という意味もあります。
それらから、果実が成熟した状態を表しているとされています。
所謂(いわゆる)、成熟の年という訳ですね。
天災を初め、世界を見渡せば、テロや政治上の不安など、
心配は尽きませんが、何事もなく、平安な年である事を願ってやみません。
写真は、庭に咲く山茶花(さざんか)の花。
温暖化の甚だしい近年は、冬の庭だからといって、
冬枯れで花が全くないという事はありません。
それでも山茶花は、晩秋から冬にかけて咲く代表的な花ですね。
花も葉も椿に似ていますが、どこか寂しく、
控え目な花の風情があります。
ところで、どうした事か今年は水仙に花芽が付きません。
葉っぱは、繁っているのですが。
とは言え植物は、根っこさえ枯れていなければ、
いつか芽を出し、実を結ぶでしょう。
それは人の心も同じですね。心にも花を咲かさなければ。
本来は根性や気立てを指しますが、
心根(こころね)という言葉もある事ですし、
心の深い部分を枯らさないようにしなければなりませんね。