今日は、こんな空で明けました。
快晴です。
頬を射す空気の冷たさ。
でも、その澄んだ空気に身も心も
引き締まるような気がしたものです。
いつの間にか秋から冬の空に
変わっていたのですね。
南の空には、
明けの明星も、キラリ。
「『森は神の最初の神殿なり』 このような場所では、
敬虔な崇拝の念を起こさずにはいられないわ。
あたし、松の木の間を歩く時、
いつも神をすぐ身近に感じるのよ」
【「アンの愛情」 第27章】
松と桜の違いこそありますが、
本当にそうですね。
お察しの通り、
今日は近所の友人と、
近くのリラ版 「お化けの森」
へ行って来ました。
ここは、今年の春にも 【花見】 に
来た場所でもあります。
そろそろ紅葉(もみじ)は見頃との事
ですが、桜は少々遅かったようです。
でも、落葉にも、紅葉した樹木に劣らない、
たっぷりの風情が、ありますね。
【リラ版 「お化けの森」入口・紅葉した蔦】
晴れ渡っていた空も、やがて雲が広がり、
風が出て来ると・・落葉が舞い、踊ります。
そして・・又、パ~ッとお日様。
樹木からの木漏れ日が光の移ろいとなって・・。
眼下には、高速道路が走っていますのに、
別世界のような静寂。
ふと、松本清張の 『内海の輪』?
~なんて、連想してしまいました。
すぐそこに車の音は聞こえるのに、
誰も助けに来てくれない・・。
焦燥と不安。その場所は六甲山でしたね。
こんな事を考えても、ちっとも不思議ではない
世界が、そこに広がっていました。