【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

晩秋の散歩路

2007-11-21 19:43:24 | 旅気分・夢気分


  



   今日は、こんな空で明けました。
  快晴です。

   頬を射す空気の冷たさ。
  でも、その澄んだ空気に身も心も
  引き締まるような気がしたものです。

   いつの間にか秋から冬の空に
  変わっていたのですね。

   南の空には、
  明けの明星も、キラリ。

   



   「『森は神の最初の神殿なり』 このような場所では、
  敬虔な崇拝の念を起こさずにはいられないわ。
  あたし、松の木の間を歩く時、
  いつも神をすぐ身近に感じるのよ」
     
                                 【「アンの愛情」 第27章】





   松と桜の違いこそありますが、
  本当にそうですね。

   お察しの通り、
  今日は近所の友人と、
  近くのリラ版 「お化けの森」
  へ行って来ました。

   ここは、今年の春にも 【花見】 に
  来た場所でもあります。

   そろそろ紅葉(もみじ)は見頃との事
  ですが、桜は少々遅かったようです。

   でも、落葉にも、紅葉した樹木に劣らない、
  たっぷりの風情が、ありますね。







  
【リラ版 「お化けの森」入口・紅葉した蔦】




   晴れ渡っていた空も、やがて雲が広がり、
  風が出て来ると・・落葉が舞い、踊ります。

   そして・・又、パ~ッとお日様。
  樹木からの木漏れ日が光の移ろいとなって・・。 

   眼下には、高速道路が走っていますのに、
  別世界のような静寂。

   ふと、松本清張の 『内海の輪』? 
  ~なんて、連想してしまいました。

   すぐそこに車の音は聞こえるのに、
  誰も助けに来てくれない・・。

   焦燥と不安。その場所は六甲山でしたね。
  こんな事を考えても、ちっとも不思議ではない
  世界が、そこに広がっていました。