【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

冬の木漏れ日

2008-01-05 17:12:41 | 路傍の花~道草




   こちらは、お正月に入って、
  爽やかな? 日々が
  続いています。

   肌に当たる風は、
  少々冷たいものの、
  その冷気は却って気持ち良く、
  新しい年になったのだという
  新鮮さを感じるのです。

   そうそう、「爽やか!」
  と、言いますと・・。

   今朝のお隣のご主人の言葉です。
  庭に出て、思わず口をついて出てしまわれたのでしょうね。

   その後、そそくさと、お家の中へ入って行かれましたけれど。
  ちょっとシャイな方のようです。一方、『アンの世界』 の 1月は・・?

   



   「庭の散歩道一面に、
  この上なく美しい小さな星形や十字形が、あってよ。
   これまであたし、雪びらがこんなに
  美しいものだという事に、気が付かなかったわ。・・・・・」
      
                                     【「アンの愛情」 第17章】

   


   残念ながらこの言葉は、『アンの世界』 では11月であり、
  アンの友人、フィル の言葉でもあるのですが・・。

   この言葉通りの写真は、思わず息を呑むような、
  「白い世界」 の透明な写真を撮り続けていらっしゃる、
  ken さんのブログ 《森の時計と丘の風》 から、伺い知る事が出来ます。

   写真に添えられている詩も、女性なら誰しも夢見た、
  白雪姫気分!? に、なる事、請け合いです。

   しばし、メルヘンの世界へ誘(いざな)ってくれます。
  ただ、夢から醒めても王子様が待っていてくれるかどうかは、
  定かではありませんが・・。



   写真は、アンを真似て
  リラ版 「お化けの森」 
  周辺を散策したものです。

   冬の林は、囀(さえず)り歌う、
  小鳥の姿も、ないばかりか、
  アンの言う、“風の奏でる調べ”
  さえもない静かなものでした。

   でも、そこに佇んでいると、
  安らぎのようなものを
  感じてなりません。

   そうそう、ここが 「白い世界」 
  なら申し分ありませんね。



   その雪と氷は、お得意の? 
  「想像の余地」 で補う事にしました。

   と言っても、秋の名残りの、
  ススキは咲き、ふんわりした花穂は、
  優しく揺れています。

   でも、こうして見ますと・・。
  今は、それこそアンの言っていた、
  “色彩のない世界” に近いですね。