【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春を待つ庭

2009-01-05 17:17:17 | 香る庭の花綴り


   こちらは久し振りに、
  “朝から青空” になりました。

   天気予報では、曇りでしたのに、
  見渡す限り、雲は全くありません。
  でも、これは午前中までの事。

   午後から若干、出て来た雲ですが、
  冬日和には間違いありません。
  そして、大層暖かくなりました。

   右の写真は、日の出前の、
  “菫色のひと時” です。

   日の出のオレンジに変わる、ちょっと前のほんの僅かな時間・・。
  こんな優しい空になるのです。私の一番好きな空かも知れません。

   そして、視線の先に見えるのは・・。年末には、俯いているだけの水仙でしたが、
  しっかりと顔を上げて来ました。「私、ここにいるのよ。」 と、しっかり存在感をアピール。

   それにしても、我家の庭・・。
  俄かに冬枯れの様相となって
  来ました。

   それも、日当たりの良い場所と
  そうでない場所の差が歴然。

   特に、ラベンダーやローズマリー、
  ローズ・ゼラニウム、ツリー・ジャー
  マンダーなどの、ハーブ類は、
  花こそ咲いていませんが、葉っぱに
  至っては元気そのものです。

   そうそう、紫色のセージは、
  年を越しても、あのまま咲いてくれています。有り難いですね。

    そして、何と薄紫色の 「蔓日々草」 が、たった1輪だけ咲いていました。
  これも、この季節に咲くのは初めてです。

   “アンは、月光に照らされた雪の上に、葉のない木々が、静かな、
  悲しげな、死んだような美しさを湛えた影を落としているのを、
  沈んだ目つきで窓越しに眺めた。”
           【「アンの夢の家」 第17章】

   同じ窓越しに見る景色でも、『アンの世界』 とは、何という違いでしょう。
  雪の白さと月の光・・。それらに映し出された、葉の落ちた木々・・。その影。

   その木とは、「ロンバルディ」 でしょうか・・? 
  夜目にも、はっきりと見渡せるのでしょう。それにしても、ロマンティックですね。

   そう言えば・・。こちらの世界も、昨日が 「上弦の月」 だったのですね。
  こちらでは、葉のない木と言いますと・・生憎、紅葉(もみじ)位しか思い浮かびません。
  “月光に佇む木” というものも、見てみたいものです。

   丁度、紅葉と一緒に背丈を伸ばした、薔薇がありましたっけ。
  あれから暫く、その姿を見ていません。今夜辺り、見てみましょうか・・。
  ただ、雪がありませんが・・。