アンは自分の部屋に飾るのに 花瓶に一杯の6月百合と、 書斎のギルバートの机の上に置くのに スーザンの芍薬を切っていた・・・・・ 乳白色の芍薬の芯には神の 接吻のような血のような斑点があった。 特別暑かった 6月 の日中が過ぎて、 空気は生き返ったようになり、 港は銀とも金とも分からない色になっていた。 【「炉辺荘のアン」 第5章】 |
昨日の午後から降り出した雨は朝には上がりました。
時折、晴れ間も覗いていますが、なかなかスッキリした天気という訳には参りません。
ただ、今日から3日間、貴重な梅雨の晴れ間・・という事で、
この間(かん)を利用するべく、ドクダミ採りにいそしむ事に。
それでも今年の梅雨は、雨が何日も降り続く事がありませんし、
蒸し暑さがない分、助かっています。
今日なども、どちらかと言えば、ヒンヤリ。
こんな時、6月が1年中で1番美しい季節である 『アンの世界』。
そんな世界の 「想像の余地」 に今日も遊んでいます。
【夏だって温かい飲み物が欲しい・・「レースのポットウォーマー」(手作り)】
とは言え、朝からドクダミ採りに追われ、
水でジャブジャブ洗って・・などという作業を繰り返していましたら・・。
すっかり手指が冷たくなってしまいました。
そうそう、ドクダミを採っている時、
“こんな所に・・?” という、自分でも思いがけない場所に、
「ミント」 や 「レモンバーム」 などのハーブを見つけたものです。
そんなこんなで・・。冷え切った身体を温めるために、ハーブティーを頂く事に。
今回は随分、早くなりましたね。『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、オープンです。
一応今日は、カントリー風で。
ほとんど見えませんが、
レースの代わりにキルトの暖簾を
下げてみました。(冒頭の写真)
カップは、夏らしく
涼を感じる硝子の器で。
お茶の色は(白に見えますが)
薄いレモン色。
こんな淡い色ですが、
香りと風味は健在。プラス、癒やし。
題して 「三重奏」 という訳です。“美味しいお茶が入りましたよ~!”