【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

胡蝶の舞い~半夏生

2011-06-19 15:27:22 | 四季のスケッチ



「ほとんどあたしが想像していた通りよ。
窓には 吸葛すいかずら は一つもないけれど、
門の側には本当に ライラックの木 があるわ。
そして、――
そうだわ、窓には モスリン
カーテンが掛かっていてよ。
家が今でも黄色に塗ってあって、
何て嬉しいんでしょう。
                【「アンの愛情」 第21章】


   昨日から目まぐるしく変わる、
  梅雨空と天気予報に一喜一憂
  したものです。
  
   それと言いますのも、
  今日は自治会を挙げての大掃除。

   今にも降りそうな空ながら、
  何とか耐えてくれました。
  
   来週に引き延ばされるのは
  適いませんから。
  
   ~なんて思っていましたら・・
  午後から薄日も射しているでは
  ありませんか・・。

   「お久し振り~!」
  「朝早く出て夜遅いから・・」

   こんな時、近くに住んでいながら、
  滅多に顔を合わす事のなくなった
  知人との会話に花が咲きます。

   又、公園からの帰り道では、今度はアン好きの友達と。
  「ゴーヤを植えたのね~」 
  
   「本当は 『吸葛(スイカズラ)』 の方がいいんだけれど・・」
  「同感!」 ~なんて大笑い。
  
   それから主語抜き会話をひとしきり楽しんで別れたものです。
  1年に1回の、少々気の重い行事も、ある意味必要な事なのかも知れません。



 
【まるで薔薇のような 「花菖蒲」】

   さて、我家の庭にもいつの間にか白い胡蝶が舞い始めました。
  (ドクダミもそうですが)何と言っても 「半夏生(ハンゲショウ)」 ですね。
  胡蝶ならぬ、本物の紋白蝶も飛んでいますが、写真には治まってくれません。

   一方、まるで薔薇のような 「花菖蒲」 も開花。蕾だったものが見る見る間に。
  「嬉しい知らせ」、「優しい心」、花言葉も素敵ですね。