「ほとんどあたしが想像していた通りよ。 窓には 吸葛 は一つもないけれど、 門の側には本当に ライラックの木 があるわ。 そして、―― そうだわ、窓には モスリン の カーテンが掛かっていてよ。 家が今でも黄色に塗ってあって、 何て嬉しいんでしょう。 【「アンの愛情」 第21章】 |
昨日から目まぐるしく変わる、
梅雨空と天気予報に一喜一憂
したものです。
それと言いますのも、
今日は自治会を挙げての大掃除。
今にも降りそうな空ながら、
何とか耐えてくれました。
来週に引き延ばされるのは
適いませんから。
~なんて思っていましたら・・
午後から薄日も射しているでは
ありませんか・・。
「お久し振り~!」
「朝早く出て夜遅いから・・」
こんな時、近くに住んでいながら、
滅多に顔を合わす事のなくなった
知人との会話に花が咲きます。
又、公園からの帰り道では、今度はアン好きの友達と。
「ゴーヤを植えたのね~」
「本当は 『吸葛(スイカズラ)』 の方がいいんだけれど・・」
「同感!」 ~なんて大笑い。
それから主語抜き会話をひとしきり楽しんで別れたものです。
1年に1回の、少々気の重い行事も、ある意味必要な事なのかも知れません。
【まるで薔薇のような 「花菖蒲」】
さて、我家の庭にもいつの間にか白い胡蝶が舞い始めました。
(ドクダミもそうですが)何と言っても 「半夏生(ハンゲショウ)」 ですね。
胡蝶ならぬ、本物の紋白蝶も飛んでいますが、写真には治まってくれません。
一方、まるで薔薇のような 「花菖蒲」 も開花。蕾だったものが見る見る間に。
「嬉しい知らせ」、「優しい心」、花言葉も素敵ですね。