・・・ 『遥か彼方』 という言葉は今なお ナンにとって魔法の言葉であった・・・・・ 風吹く丘を越えてかすかに聞こえて来る 音楽のように。 【「炉辺荘のアン」 第37章】 |
台風一過の今日。
梅雨の真っ只中ですから快晴の空とはなりません。
それでも雨はやみ、薄日ながら太陽も。
そして、今年2度目の真っ赤なハイビスカスが咲きました。
まるで雨が上がるのを待っていたかのように。
こんな赤い花は、見ているだけで元気が出ます。
それにしても今回の台風ばかりは、いつ通り過ぎたかのか分からない状態。
気が付けば・・ 遥か彼方 に通り過ぎて行っていました。
被害に遭われた方には本当に申し訳ないのですが・・。
そう言えば、昨年の台風は速度が遅く、
いつまでも居座って、いらいらさせられましたものね。
ただ今回は、すぐ後から5号が同じようなコースを辿(たど)って
やって来そうです。逸(そ)れてくれる事を切に願って。
【小さな来客たち ~ 「ゴーヤ」 の葉っぱに】
【「カレープラント」 の葉っぱに】
さて、今日の写真。
「蝶を呼ぶ庭」 ~ なんて、
いっぱしのタイトルを付けたものの、
肝心の蝶は、ピンボケもいい所。
羽根をバタバタ動かしていた事も
あったのですが、(今日の写真)
これではまるで虫を呼ぶ庭ですね。
ゴーヤは、あまり虫が付かない
と聞いていましたのに、
我家のそれは穴だらけです。
そんな時、珈琲の残りかすが
虫除けになるとの情報を。
効いてくれるといいのですが・・。
そして今年も名前を知らない
小さな花が咲きました。
ちょっとサボテンの花のような。
そうそう、今日の引用文。
誰にも好きな言葉ってありますね。
所謂(いわゆる)、魔法の言葉。
『遥か彼方』 という言葉が魔法の言葉だと言うのは、アンの子供、ナン。
私の魔法の言葉は、「深窓の令嬢」、「瑠璃(るり)色」 など。
「たまゆら」 もいいですね。声に出した時の響きが素敵です。