太陽が所在を明らかにしたのは・・・(中略) 地平を覆う薄墨色の雲の隙間から、 丁度第二の鉄塔の辺りに、洋紅色 の、 夕日 のようなメランコリックな日の出が 瞥見されたのである。 【三島由紀夫著 「天人五衰」~「豊饒の海」 第4巻】 |
早朝こそ、こんな夕日のような・・
今日こそ、洋紅色の太陽と形容した、
三島由紀夫の小説さながらの
日の出となりました。
尤も、その太陽は笠を被り、
その笠こそ洋紅色。
そして薄墨色の空ではなく薄紫色。
こんな空があるのですね。
笠を被った太陽にも関わらず、
日中は、大層良いお天気に。
そして暖かくなりました。
そう言えば現金なのが鉢植えの 「三色すみれ」 や 「ヴィオラ」 たち。
寒い冬の間は、小さく縮こまっていたものが、
ここに来て大きく膨らんで来て。
どうやら “春” のスイッチが入ったようです。
勿論、甘い香りの 「匂い菫」 も続々開花。
さて、本題の今日の写真は、ズラリ並んだ小さな器たち。(1、2枚目)
1輪挿しあり、ぐい呑みあり様々です。(棚のマーガレットの絵は自筆)
焼物も九谷、立杭、萩・・はたまた洋物も。
メキシコとスペインだったかしら・・?
好きで集めた物ですが、最近、少々扱いに困っています。
小さい物ですので、箱に入れてしまって置けばかさばらないのですが、
それもつまらなくて。
出せば出したで、ごちゃごちゃと並んでサマになりません。
写真のような棚があればいいのですが、この2つのみ。
でも素朴な器は、野の花なども似合いそうですね。
そのままでもいいですが、頑張って使う事に致しましょう。
小さいのに、シックな大人顔をしている器たちに敬意を表して。
いつも温かいコメント、有り難う~!
>何点か見たことのあるのがあります!
そうでしょう!? つい手っ取り早いのでここから・・。(笑)
まだ日の目を見ていないのもあるのですが・・。
>1枚目の中にある(一番下の段)のハートのかた抜きの湯呑み。
まぁ・・。
でも私のは、ぐい呑みなのですよ~。
これ、大分割ってしまったのですが・・。という事は・・
急須と湯呑、ぐい呑み・・銚子もあったのでしょうね~!
一大セットだったのでしょうか・・。
何点か見たことのあるのがあります!
1枚目の中にある(一番下の段)のハートのかた抜きの湯呑み。
これは私の祖母が急須のついたセットで持ってました。祖母が持ってたのはリラさんの湯呑みより浅いものでしたけど。懐かしいです~!
リラさんは食器も幅広いですね~~~