リトル・パドックスは初期ヴィクトリア風の 建築で、普通の住宅並みの大きさだった。 細長い、狭いヴェランダと 緑色の鎧窓が付いている。 応接間は矩型になっていて、 ヴェランダの屋根が 部屋の中を八分通り暗くしていた。 (中略) 部屋の両端に暖炉があるが、 どちらにも火は点っていない。 しかしほのぼのとした暖気が 辺りに沁み渡っていた。 【A・クリスティー作 「予告殺人」】 |
昨日の雨は上がりましたが、
なかなかスッキリとは行きません。午前中一杯は、重い空。
本格的なお天気の回復は午後になってからです。
「今日は、ちょっとヒンヤリしていますね」
~とは、お世話になっている生協のお兄サマの言葉。
そう言えば、ここ何週間か木曜日に限って、
「今日は寒くなりましたね」 「昨日が暖かでしたから余計に・・」
判で押したように、こんな会話が繰り返されたものです。
さすがに今日は気付いて苦笑い・・?
さて、トールペインティング
と言えば、発祥はUSA。
ほとんど何でも独学の私は、
いつも原書を買い漁る事から
始まります。
ただ、ノウハウ本とは言え、
背景に映る、部屋のインテリア
等には思わず見とれ・・。
久し振りにこれらの本を
引っ張り出し、改めて
感慨に耽っています。
いいえ、寧(むし)ろ、
インテリアそのものの本より、
レース編みやキルト本の中に
垣間(かいま)見える
それらに、なぜか魅かれる
事もしばしば。
ところで、ほとんどの
トール本は、アメリカン
カントリーが主流です。
その中で唯一、こちらの先生(Mary Jo Leisure)のだけは、
クラシカル。ゆえに私の中で、オンリーワンになっています。
それにしても時間というものは、何と早く通り過ぎるのでしょう。
こんな風にただ、ボ~ッとして一日を終えるなんて勿体ないですね。
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