【変遷する朝の空】
エバン・ベルは一抱えの薪を運び込むと、 赤々と熱したウォータールー・ストーブの 後ろの薪箱へ威勢良くどさっと放り込んだ。 ストーブは熱を発散し、 陰気な小さな台所を赤く彩り、 いかにも家庭的な気持ちの良い場所にしていた。 【「アンをめぐる人々」 13.】 |
時折、雪のちらつく寒い一日となりました。
この冬、一番の寒さです。
風もあり、外はまるで冷蔵庫の中のよう。
ただ、幸いな事に日射しがあります。
厳寒の戸外とは裏腹に、日溜りの暖かさは格別です。
しかしながら、日が翳れば底冷えする寒さ。
どうせならこんな日は、パチパチと
薪の爆ぜる音がする、ストーブがいいですね。
雪降れば冬こもりせる草も木も
春に知られぬ花ぞ咲きける
~紀貫之
(雪化粧した冬木立は、口を閉ざして春に備える。
人も草木と同じだろう。
いつか来る春の陽光を思えば、風雪にもじっと耐えられる)
【芽を出した 「釣鐘草(ツリガネソウ)」】
さて、再三、
お伝えしていますが、
既に背丈を大きく
伸ばしたフリージアを
筆頭に今、春の球根が
続々と芽吹いています。
右の写真は釣鐘草。
草丈20~40センチの
小さな花。
今年初めての花
ですので、どんな花が
咲くか楽しみです。
ところで芽吹きの時は、
本当に力強いですね。
冬の日の出と同様、
その力を頂きたい
くらいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます