【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

芽吹きの力

2016-01-19 18:18:58 | 香る庭の花綴り



【変遷する朝の空】










エバン・ベルは一抱えのまきを運び込むと、
赤々と熱したウォータールー・ストーブの
後ろの薪箱へ威勢良くどさっと放り込んだ。
ストーブは熱を発散し、
陰気な小さな台所を赤く彩り、
いかにも家庭的な気持ちの良い場所にしていた。                   
                     【「アンをめぐる人々」 13.】








   時折、雪のちらつく寒い一日となりました。
  この冬、一番の寒さです。
  風もあり、外はまるで冷蔵庫の中のよう。

   ただ、幸いな事に日射しがあります。
  厳寒の戸外とは裏腹に、日溜りの暖かさは格別です。

   しかしながら、日が翳れば底冷えする寒さ。
  どうせならこんな日は、パチパチと
  薪の爆ぜる音がする、ストーブがいいですね。

   

     雪降れば冬こもりせる草も木も
         春に知られぬ花ぞ咲きける

                                   ~紀貫之

   (雪化粧した冬木立は、口を閉ざして春に備える。
  人も草木と同じだろう。
  いつか来る春の陽光を思えば、風雪にもじっと耐えられる)


                              【芽を出した 「釣鐘草(ツリガネソウ)」】
   さて、再三、
  お伝えしていますが、
  既に背丈を大きく
  伸ばしたフリージアを
  筆頭に今、春の球根が
  続々と芽吹いています。

   右の写真は釣鐘草。
  草丈20~40センチの
  小さな花。

   今年初めての花
  ですので、どんな花が
  咲くか楽しみです。

   ところで芽吹きの時は、
  本当に力強いですね。

   冬の日の出と同様、
  その力を頂きたい
  くらいです。


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