THE BEE
2021年12月1日 14時~ 東京芸術劇場 シアターイースト
原作:
英語脚本:
日本語脚本:野田秀樹
演出:野田秀樹
キャスト
井戸:
小古呂の妻 / リポーター:
百百山警部 / シェフ / リポーター:
安直 / 小古呂 / 小古呂の息子 / リポーター:
Jちゃんご出演ってことで、あまり得意ではない野田MAPへ(ファンの方ごめんなさい)
脱獄犯に妻と息子を人質に取られた、サラリーマンが、自ら説得するため、脱獄版の犯人の妻と子供を逆に人質にとって、駆け引きを始める。。。
っていう内容ですが、かなりシュールで、1時間20分しかないのにe、結構長く感じてしまいました。
原作を読んでないのですが、被害者が加害者になっていく様子がナチュラルな感じで豹変していくのは阿部サダヲさんのキャラでしょうね。
Jちゃんも子供から犯人などなどたくさん演じてました。
白い大きな紙と輪ゴム。白い大きな紙が家になっていて、ドアになっていたり、テレビだったり、小さな窓とか映像と切り開いた感じで表現しているのが
凄いなと感心。
先に新聞の劇評(おそらく女性が書いていた)で、水商売の女性が家でもそのような格好をしているわけではないのにと書いていた内容を妙に納得。
指を折るのが鉛筆で表現って話だったのですが、指を折るというより、お互いに子供の指を贈りあうってことは、切ってるってこととか
かなり恐ろしいやりとりが・・・・。普段楽しいミュージカルを好んで観ている私的には人間の表裏の恐ろしさを感じつつ、
1度だけの観劇でよかったなと思った私でした。