2014年7月21日 13時半~ 新国立劇場中ホール
原作:カルロ・ゴルドーニ
上演台本・演出:三谷幸喜
出演:大竹しのぶ/段田安則/岡本健一/木村佳乃/中川晃教/高橋克実
浅野和之/八嶋智人/峯村リエ/遠山俊也/春海四方/小野武彦
連休最後の日マチソワしました。
マチネは思いっきり楽しい三谷作品。
大竹さん、さすがですね。存在感ありすぎ。
内容は高齢の夫を看取ったお金持ちの未亡人。彼女たちは映画祭でとあるホテルに滞在。
彼女は夫が存命中は夫の映画しか出てはいけないと言われたが彼は結局映画監督をせず既に過去の人に。
ただ、彼女には夫がたくさんの遺産を残してくれた。彼女はこの遺産を使って映画に出たいと思っていた。
そこで、4人の男(イギリス・フランス・イタリア・スペイン)の映画監督たちが彼女に出演してもらうためにあの手この手で・・・。
大竹さんの秘書は峯村さん、彼女も表情豊かで、彼女の動きも笑えます。
ストーリーテラーは八嶋さん。皆さんの滞在ホテルの従業員という設定。
彼を使って、大竹さんのいいよったりもあり。
岡本くんのフランス人、あれ付け鼻つけてる?と、思ったら自前でした(笑)(すみません)
フランス人らしく愛で落としていく感じ。
意外にもスペイン人は高橋克実さん。わざとらしさが強調された(外国人が日本語を発音するような)日本語で発音が結構ツボでした。イタリア陣は段田さん。地味ではありますが存在感はあります。
浅野さんは亡き夫の兄弟。よぼよぼになりながら大竹しのぶの妹に求愛中。この動きに笑わせてもらいました。
小野さんは父で木村佳乃は妹。天然な妹に、まだスターを夢見ている父。
父は役のためなら娘を売ってしまう(けどコメディ的な感じなんです)んですが、このドタバタ求婚も楽しかったです。
笑いっぱなしの2時間でした。
あ、ちょっと気になったのが演題「抜け目のない未亡人」
抜け目なくはない結末にも笑えました。
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