『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

財津 一郎 死ス・・・

2023-10-20 08:57:03 | TV・ドラマ

 

 

きのうの退勤時の
車内のTVニュースで、
財津 一郎が亡くなったのを
知った。

すぐに思い浮かんだのは、
『天皇の料理番』での
堺 正章が演ずるところの
主人公・秋山 徳三の親方だった
宇佐美シェフの貫禄ある姿だった。

新米の徳三が
宮中晩さん会で
スープの大鍋を
勘違いして廃棄してしまい、
コース料理に穴が開いて、
先輩たちからボコられた時に、
シェフが
「グラス・ド・ヴィァンドを
持って来い…」
と言って、即興に
コンソメ・スープを創り上げる。

その姿が
威厳があって、
カッコよかった。

そして、自らが失明の直前に、
徳三の才能を見抜いたシェフは、
独断で厨房での地位を上げ、
並みいる先輩たちの前で土下座して
「こいつを引き立ててやってくれ」
と、涙ながらに懇願する姿には
感動させられた。

次に、思いついたのは、
『寅さん』の初期作品で
間抜けな泥棒としての
財津 一郎だった(笑)。

そして、
今朝の朝刊を見て、
そういえば
『金八先生』の「シリーズ1」でも
新米教師の金八を認める
学年主任としても好演していた。

古くは
昭和40年代の
『シャボン玉ホリデー』や
『巨泉・前武ゲバゲバ90分! 』
なぞのバラエティーにも
出ていたかもしれない。

何かというと、
すぐに手を叩いて
「○○して、ちょーだいッ!!」
という甲高い声で
奇矯なポーズを取るのにウケて、
子どもの頃、よく、みんなで
真似していたコメディアンとしての
財津 一郎も想い出深い。

89歳というから、
大往生であろう。

昭和の有名人が
また一人、
鬼籍の人となった。

***



今から75年前の1948年に、
イスラエル政府により
パレスナ人を「強制移住」させた
『ナクバ』という
アパルトヘイト的政策があった。

それまで、
キリスト教・イスラム教・ユダヤ教の
教徒たちが、何世紀にもわたって
平和に共存していた地域に、
シオニストという狂信的な
反パレスチナ思想の
人間が入ってきてから、
分断・紛争・流血が
引き起こされるようになった。

シオニストたちは、
ヒトラーがユダヤ人に対する
憎しみを持ち、これらを
ホロコーストにより
民族浄化しようとしたのと
同じ思想をパレスチナ人に対して
持っている。

しかも、それは、
ユダヤ教の歪んだ解釈により
利己性を際立たせた
偏執的な「狂信的」思想である。

現ネタニヤフ連立政権には
そのような極右派の
シオニストたちが
大臣・閣僚に名を連ねている。

なので、
ヒトラー率いた
ナチス・ドイツと同じ
「狂人政権」といっても
過言ではない。



正統なユダヤ教のラビ(祭司)でさえ、
パレスチナ支持を訴えている。

つまり、
イスラエルとイスラエル人は
「=」でも「≒」でもなく
「≠」なのである。

国家=政権に与する
西側同盟は
イスラエル支持に回っており、
国連ではアメリカが
停戦勧告に対して
「拒否権」を発動した。



イスラエルは
それを最初から含んでおり、
「集団的懲罰」なぞという
トンデモナイ、国際法違反の
〈ハマス悪けりゃ
 パレスナ人もみな悪い〉
という、
妄言を大儀にしているから、
まさに「狂人」政権である。

日本政府も
「狂人」政権であるが、
ここでも、
日本人と日本政府は
「=」でも「≒」でもなく
「≠」であろう。

ただし、
選挙を行うと、
現今の低い投票率では
25%の支持者によって
自民党は勝ってしまう。

後期高齢者以上の年代や
田舎に住み
NHKしか視ない老人世代は
真面目に投票に行き
思考停止のまま
自民党に入れてしまう・・・。

ここにきて、
百田 尚樹が
「日本保守党」を立ち上げた。

ユーチューバーとしては、
まだ、42万人ほどの
登録者しかいないが、
現政権への舌鋒は鋭く、
社会の不正に対しても
解りやすく、面白く、
解説してきた。

この新党が
果たして、総選挙で
どこまで善戦するのか、
台風の目になるのか、
注目したいところである。

***



サザン・メソジスト大学の
ラビ・バトラ博士の
「社会循環論」を
かつて読んだことがあるが、
物質文明・金融社会が
頂点に達したような現在は、
「富裕者の時代」として、
その挙げる特徴が一致していた。



博士の論に従えば、
次に周期的に来るのが、
「労働者の時代」だという。

その革新的な考えの一つに、
資本家や株主が
企業を牛耳るのではなく、
労働者たちが
「株主」や「出資者」として
会社を運営するという方法を
提示している。

そして
「働き甲斐」や
「生き甲斐」が見直され、
正しい信仰や瞑想も
これから生き方の指針となるだろう、
という物質文明への
カウンター・カルチャーとして
精神文明の到来も予見している。




 


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