レンタルで借りた
『ヒメアノ~ル』が面白くて
全6巻を一気に読んだ。
ダメ男と美人ギャルの
意外なカップリングという
「ありえない設定」は『シガテラ』や
『わにとかげぎす』などと同路線だが
こちらのメインキャラには
かなり壊れた快楽殺人者が登場して
サスペンス的でスリリングである。
このタイトルも変わっているが
「アノール」とはトカゲの一種で
「ヒメアノール」は「ヒメトカゲ」を
意味するのかもしれない。
岩明均の『寄生獣』のなかにも
快楽殺人者のエピソードが出てきて
衝撃的だったが、この作品は
そこから派生したかのような
キャラを描いていて、心理屋としても
面白く読めた。
レンタル店にある古谷作品は
全部、読んでしまったので
これから未読の最新作を
古書店で探してみたい。
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