心理学畑では
フロイト派はフロイディアン、
ユング派はユンギャン、
ロジャーズ派はロジャリアン…
なぞと称するので、
『刑事コロンボ』好きから
“コロンビアン”と自称している。
BSで今も
毎週、放映されているので、
ついつい視てしまう。
旧作の全45話は、
ベータやVHSのビデオテープで
今も棚の一角を占めている。
なので、
観ようと思えば
いつでも…なのだが、
さすがに、地デジ以前の画像は
あまりキレイではないので、
今のBSはその点素晴らしい。
一エピソードを
もう何度となく観ているので、
話のディテールまで知悉しているが、
やはり秀作ドラマには
古典音楽や古典落語と同じく
何度観ても“味わい深さ”がある。
そして、毎回、
見る視点を変えていると、
小さな新たな発見がある。
今回は『第三の終章』という
シリーズの中でも
難解なミステリーであるが、
犯人役のひとりが名優・名朗読家の
橋爪 功の吹き替えだったことを知って
驚いた。
74年の作品なので、
まだ33歳のかん高く張りのある声で、
クレジットで確認してから
録画を巻き戻して
いま一度確認するようだった。
すでに物故者の
小池 朝雄のコロンボは
言うに及ばないが、
シリーズの犯人役に三度登場する
ジャック・キャシディの
吹き替え役の田口 計が
また憎々しく渋くていいのだ。
小林 清志は、
『ルパン』の次元大介で
おなじみの声である。
時折、銭形のトッツァン声の
納谷 悟朗もシリーズには登場する(笑)。
昨晩は、
久しぶりに、
町田さんの名著
『コロンボ読本』(1999)を
書棚から出して、
『第三の終章』の欄を熟読した。
この本は、
90年代に町田さんが
「コロンボ・サイト」で
本の企画を告知したことが切っ掛けで、
全国のコロンビアンが
トリビア・ネタを提供した
稀覯本である。
自分も
『別れのワイン』で、
ワインについての蘊蓄を提供したことで、
謝辞と寄贈を頂いた。
昨晩、その箇所を
久しぶりに読み返したら、
「実在しない」と思われていた
ヴィンテージ・ポルトーを
おととしネット市場で発見して、
「これだーっ!!」
と興奮してブログに載せたことがあった。
*** 2018/10/31 ***
『刑事コロンボ』の名編
『別れのワイン』には、
「フェレイラ・ヴィンテージ・ポルト1945年」
が事件の解決の鍵に登場する。
試しにググッてみたから、
まだ市場に数本あって、
5.000ユーロなので
現在のレートで
641.385 円である。
ε= (+_+)
*************
ドラマ中では、
コロンボが
「フェリエー・ヴィンテージ・ポルト」
と発音していた為に、
永年、判らなかったのである。
70年代には、
ワインについて
あまり知られていなかったので、
原作シナリオの段階で
「FERREIRA」を
「フェリエー」と発音したのか、
(英語でもそう発音している)
はたまた、「フェレイラ社」が
実在するポルトガルの
会社だからなのか、は定かではない。
しかし、
『シャトー・ディケム』も登場し、
それは、フランスの
リュル=サリュース家所有の
シャトー(ワイン生産者)だから、
実名を憚ったとも考えにくい。
今日はこれから、
18年ぶりに
著者の町田さん宛に、
「フェレイラ・ヴィンテージ・ポルト1945年」
発見の朗報をお伝えしようと思っている。
果たして、
連絡が通じればいいのだが…。
フロイト派はフロイディアン、
ユング派はユンギャン、
ロジャーズ派はロジャリアン…
なぞと称するので、
『刑事コロンボ』好きから
“コロンビアン”と自称している。
BSで今も
毎週、放映されているので、
ついつい視てしまう。
旧作の全45話は、
ベータやVHSのビデオテープで
今も棚の一角を占めている。
なので、
観ようと思えば
いつでも…なのだが、
さすがに、地デジ以前の画像は
あまりキレイではないので、
今のBSはその点素晴らしい。
一エピソードを
もう何度となく観ているので、
話のディテールまで知悉しているが、
やはり秀作ドラマには
古典音楽や古典落語と同じく
何度観ても“味わい深さ”がある。
そして、毎回、
見る視点を変えていると、
小さな新たな発見がある。
今回は『第三の終章』という
シリーズの中でも
難解なミステリーであるが、
犯人役のひとりが名優・名朗読家の
橋爪 功の吹き替えだったことを知って
驚いた。
74年の作品なので、
まだ33歳のかん高く張りのある声で、
クレジットで確認してから
録画を巻き戻して
いま一度確認するようだった。
すでに物故者の
小池 朝雄のコロンボは
言うに及ばないが、
シリーズの犯人役に三度登場する
ジャック・キャシディの
吹き替え役の田口 計が
また憎々しく渋くていいのだ。
小林 清志は、
『ルパン』の次元大介で
おなじみの声である。
時折、銭形のトッツァン声の
納谷 悟朗もシリーズには登場する(笑)。
昨晩は、
久しぶりに、
町田さんの名著
『コロンボ読本』(1999)を
書棚から出して、
『第三の終章』の欄を熟読した。
この本は、
90年代に町田さんが
「コロンボ・サイト」で
本の企画を告知したことが切っ掛けで、
全国のコロンビアンが
トリビア・ネタを提供した
稀覯本である。
自分も
『別れのワイン』で、
ワインについての蘊蓄を提供したことで、
謝辞と寄贈を頂いた。
昨晩、その箇所を
久しぶりに読み返したら、
「実在しない」と思われていた
ヴィンテージ・ポルトーを
おととしネット市場で発見して、
「これだーっ!!」
と興奮してブログに載せたことがあった。
*** 2018/10/31 ***
『刑事コロンボ』の名編
『別れのワイン』には、
「フェレイラ・ヴィンテージ・ポルト1945年」
が事件の解決の鍵に登場する。
試しにググッてみたから、
まだ市場に数本あって、
5.000ユーロなので
現在のレートで
641.385 円である。
ε= (+_+)
*************
ドラマ中では、
コロンボが
「フェリエー・ヴィンテージ・ポルト」
と発音していた為に、
永年、判らなかったのである。
70年代には、
ワインについて
あまり知られていなかったので、
原作シナリオの段階で
「FERREIRA」を
「フェリエー」と発音したのか、
(英語でもそう発音している)
はたまた、「フェレイラ社」が
実在するポルトガルの
会社だからなのか、は定かではない。
しかし、
『シャトー・ディケム』も登場し、
それは、フランスの
リュル=サリュース家所有の
シャトー(ワイン生産者)だから、
実名を憚ったとも考えにくい。
今日はこれから、
18年ぶりに
著者の町田さん宛に、
「フェレイラ・ヴィンテージ・ポルト1945年」
発見の朗報をお伝えしようと思っている。
果たして、
連絡が通じればいいのだが…。
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