『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

あんべぇワリぃ…

2020-09-02 04:22:00 | 健康
前日の過労がたたったか、
急激な低温化のせいか、
きのうは午後から
具合が悪くなり
風邪ひきのように
血圧が低下したような
アブノーマル感に襲われた。

倒れたら大変なので
大事をとって
伏せって安静を保っていたら
少し良くなって、
晩飯当番の仕込みを
やっとのことでした。

なんだか、
病身の身でもって
妻子(カミさんとナッちゃん)のために
無理して食事のしたくをする
健気なトーチャンの姿が
天上から幽体離脱して
見えるようだった(笑)。



お中元で頂いたフランス産の
「リエット・ド・サンジャック」
(帆立貝のリエット)に
刺身用ホタテを混ぜ込んで
セルクル(丸型)で成型し、
レモン風味オリーブオイルを
翔けまわして、
オレンジ・ゼスト(皮)と
セルフィーユをドレッセした。

創り慣れてるので、
病んでても
このくらいは
朝飯前ではある。

オレンジの皮を
ジュリエンヌ(細切り)してると
(オレ…
こんなことしてる場合じゃねーな)
とも思った。

明日の仕事の為に、
おとなしく寝てることを
優先させなっきゃなのだが…(笑)。

持ったが病で、
寝てもいられないのである。

食卓についたカミさんが
「開口一番、美味しい…」
と言うのを聞いて
(タリメーだっ…!)
と内心勝ち誇った(笑)。





長月となりにけり…
ってんで、
玄関室礼を新たにした。

先日、創作した
プチ俳画と禅語の
「秋水共長天一色」を掛けた。

毬栗(いがぐり)を
吹き寄せにしてみた。

信楽の花入には
名残りの紫陽花である。







きのうは
午後からは
寝養生しながら
録り溜めしてある映画を観た。

コロナ・ステイ・ホームのせいか、
4月からもう30本近く
放映シネマを観ている。

あまり期待もせずに観た
『ミッドナイト・イン・パリ』は
タイムスリップものだが、
その陳腐な手法を逆手にとって、
1920年代やベルエポック、
はてはルイ14世頃にも
三段階にもバック・トゥ・ザ・パーストして、
著名なアーティストたちが
登場するのが面白かった。

覚えてるだけでも…
ヘミングウェイ、ダリ、ロートレック、
ピカソ、フィッツジェラルド、ルイ14世、
…などなど。

創業当時の
マキシムなぞも出てきて、
古き良き時代が
絵画的に描かれていた。

“パリ好き”には
堪らない作品かもしれない。


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