『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

うれしい発見!!

2022-12-06 08:41:28 | 映画

 

わが賜びし生まれ日つもり
  今日われを
   六十五歳とならしめ給ふ

 今日のいのち
  令和四年六十五のわが生まれ日を
   賜はりにけり

           飄 水 

・・・思えば、遠くへ来たもんだ・・・
ではないが、
ほんとに、あの重症の喘息少年が
よく、ここまで、
生き永らえてこれたものである。

 われ生かされて
  生くるあり

・・・と、感慨深い。

「青春、朱夏、白秋」を過ぎて、
今日をして、文字通り、
人生の最終章「玄冬」の
始まりである。

乳幼児期、学童期、思春期、
青年期、成人期、壮年期・・・と、
人生の3/4を生きて、
最後に到達したのが
老年期である。

亡父は71歳で没したので、
それに倣えば、
あと6年の命である。

父方、母方の両祖父母は
みな長生きで、
最長は母方祖母の98歳。

父方祖父が94歳。
父方祖母は86歳。

老母は90歳。

・・・なので、
その長命系の遺伝子が発現すれば、
あと20年もの余命がありそうだが、
さほどに長生きしたい
とも思ってはいない。

「老い」の悲哀、辛さ、
というのも有るからである。

後期高齢者は「75歳」のようだが、
SCの定年がその年齢なので、
そこまで勤め上げれたらいいなぁ・・・
という、漠然たる理想と願いはある。

その時、
初孫のリク坊は
12歳の小6になっている。

ナッちゃんや、アキからも
新たに孫が
誕生するかもしれないし・・・。

それは、それで、
楽しみでもある。

 

 

兎も角も、
もう、還暦を過ぎてからは、
流行りに乗って
「終活」みたいなものも
ぽちぽちと進めており、
身辺整理や遣り残した事を
こつこつとやっている。

大災禍であった3.11を
無事生き抜く事はできたが、
このコロナ禍では
未だどうなることか、
生き抜けられるのか、
定かではない・・・。

感染症、戦争、政治経済混乱、
という「乱世」のような今は、
通過儀礼の「産道」のようなものと
考えているので、この後の
新しい世界の「誕生」を
この目で見たい、感じたい、
という欲望はある。

*

 

自分への誕プレに
アマゾンに何冊か
書籍類を注文したうちから、
きのうは『ゴルゴ』と
『丸かじり』が届いてくれた。

入浴、夕飯を済ませ、
電気毛布の床に入って
ぬくぬくとこれらを読んでると、
しみじみとした多幸感を
抱くことが出来た。

*

 

プチ・マイブームである
『Dr.コトー』の再放送は
平日の毎日を楽しませてくれている。

先日は、
心に思慕している
アヤカの入院先を見舞うのに、
コトーが廊下を行きすぎるシーンに
「あっ!!  寅さんだーっ!!」
と、驚きの発見をしてしまった。

アヤカを見つけて
少年のように嬉々として
手を振ったり、
「来ないでください」
と言われてたのに
「来ちゃった・・・」
と、無邪気に言うシーンも
まるで寅さんのようだった。

名優・渥美 清と
名監督・山田 洋二が
『男はつらいよ』で
手塩にかけて育ててきた
吉岡 秀隆の面目躍如の
三枚目シーンだった。

 

 


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