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千本立(せんぼんだち 1465m) 天気:晴れ
浜松からだと、R151から売木を抜けて平谷へ向かう途中の大きな釣堀の手前でキャンプ場へ向かう林道を右へ入る。但し、売木からだとキャンプ場の看板が反対向きで見えない。
↓キャンプ場入口。写真では手前が平谷で向こうが売木側。
キャンプ場自体は、とある学校法人の所有施設らしく「勝手に泊まるな」と書いてある。林道はダートだが状態はそんなに酷くはない。そのキャンプ場を過ぎて200m、林道入口から1kmほど走ると広場が有って、そこの駐車する。
↓駐車場所
林道は続いているが、すぐ上に石置き場があってその先で廃道の様になってしまう。一般車通行止めの看板があるが、この先はジムニーでも無理でしょう。
↓・・・
ここからずっと林道歩き。左側は谷で沢の音が大きい。少し先でキジが右から左へ林道を横切っていった。おっと、その次は小さな四足の動物が駆け抜けて行ったぞ。車の通らない林道は動物たちの生活道路ですね。
↓林道は崩壊気味
出発して45分。林道が尾根に乗るところで太鼓の様な物が設置されている。中には千本立からの展望図が入っていた。
↓これです。
林道はここで右へ180度曲がるのだが、左へは良い山道が分岐している。桐山まで道が有るのかと、左の山道に入ってみる。良い山道はすぐ下のコルでさらに山の北斜面の降りて行ってしまう。桐山への尾根筋には新しい切り開きが有り、それをたどって登る。
↓すぐ先のコルで左の切り開きを進む
新しい切り開きは次の尾根を南に下って行ってしまう。桐山への尾根に、わずかな踏みあとを見つけて笹薮に突入する。尾根筋を少し進むが、わずかな踏み跡も背丈をこえる笹薮に埋もれて見えなくなってしまった。桐山山頂まではもう少しある。ここで引き返そう。
↓てっったぁ~~い。俺は藪屋じゃなぁ~~い。
1回間違えただけでなんとか元の分岐に戻る。この先の林道は尾根に付かず離れず進むが、手入れは余りされておらず荒れ気味になる。
↓荒れ林道
林道の左右はきれいな広葉樹林。紅葉にはチョッと早い。
↓黄葉
林道の先でカーブを曲がると、やっと千本立の山頂が見えてきた。林道から南アルプスの一部が見えて来る。聖岳でしょう。
↓千本立
千本立は北の斜面の笹が刈られて植林されている。植林帯と笹原の境を登る。道は無いが、薄い踏み跡がついている。
↓千本立登山口
急登5分で山頂に到着。
↓千本立山頂
山頂は360度の展望。但し、回りの山の方が高い、か。。貰って来た展望図は360度の山の名前が書いて有るが、山頂は樹木で一部の方向は見通せない。又、遠くの山は雲が掛かっていて見られない。
↓山頂 山頂パノラマ
近くは蛇峠山、三角の山は大川入山、その肩には恵那山。長者峰の上空にはパラグライダーが旋回しているのが見える。南側には三河の山が連なっている。東側の大きな山容は熊伏山でしょう。
↓熊伏山
無人の山頂は静かだ。飯を喰ったら来たのんびりしすぎた。さぁ、来た道を帰ろう。
↓しらかばぁ~、、あおぞぉら!!
5分で林道に降りたらあとはずっと林道歩き。スマホで音楽を聴きながらプラプラと歩いて駐車場に戻った。
TIME カシミール
駐車場(8:15)-(9:00)桐山分岐―(9:50)撤退地点-(10:20)桐山分岐-(11:25)千本立(12:50)―(14:10)駐車場 R151 94km 1h50m